2020年4月21日
ココカラネクスト
緊張したり、怒られたりしたときにお腹が痛くなった経験はありませんか?
それは、腸がストレスを感じているからです。腸は脳と同じようにストレスを感じやすい場所だといわれていて、便秘や下痢などはもちろん、花粉症や食物アレルギー、ぜんそくなどの病気も腸内環境の乱れが発端でおこるといわれているのです。今回はそんな腸を温めて不調を改善し、若々しく健康的でいられるための方法を紹介します。
腸もストレスを感じている!?
毎日の食生活や生活習慣で、腸はストレスを感じているかもしれません。腸は「第二の脳」ともいわれていて、ストレスはお腹にきます。
肉料理や揚げ物ばかりで食生活が偏っている、タバコを吸う、お酒を大量に飲む、甘い物がやめられない、仕事でイライラすることが多い、冷たい物が好き、湯船に浸からずシャワーですます、運動をほとんどしないなど…これらがいくつか当てはまる方は要注意です!
さらに、冬の寒さや夏のクーラー冷え、過度なダイエットによる基礎代謝の低下など、腸はどんどん冷えていき、こうなると、カラダの不調はどんどん加速してしまう恐れが。
腸にとって「冷え」は大敵!
外からも中からもきちんと温めることが大切なのです。
腸を温めると得られる「いいこと」
腸を温めると腸の動きが活発になり、老廃物を正常に排出し腸内細菌のバランスを整えてくれます。すると、腸のストレスが解消され、免疫力が上がり、便秘や下痢などの症状が改善されるようになります。結果、代謝があがってやせやすくもなるのです。具体的にはこんなうれしい効果が!
●便秘解消で下腹ぺたんこ
●免疫アップで風邪を引きづらい
●代謝があがり、やせやすくさらに美肌効果も
●コレステロールの吸収、血糖値の上昇をおさえて太りにくい
腸を温めるためにやりたいこと
1.腸内環境を整える食事をする
食物繊維の多い野菜を食べる(豆類、海藻類、きのこ類など)、発酵食品を食べる(漬物、納豆、キムチなど)、ビタミンC・ファイトケミカル多い食材を食べる(EXVオリーブオイル、きのこ類、ブロッコリーなど)、腸の免疫作用を高めるグルタミン(生肉、生魚、生卵など)や、免疫アップに効果的なβ‐グルカン(きのこ類)を効果的に摂るのがおすすめ。
2.冷やさない生活をする
夏でもお腹は出さない、冬は腹巻をする、ゆっくりと湯船に浸かるなど、常にお腹を冷やさないようにしておくことが大切です。湯船に浸かるときは、アロマなどを入れるのもおすすめ。心とともに腸もリラックスし、ストレスを取り除くことができますよ。
3.ウォーキングと腹筋をする
1日30分前後のウォーキングをすることで代謝が上がるので血流がよくなり、腸が動くようになります。腸が動けば免疫力アップにつながるので一石二鳥。さらに、腹筋を鍛えると排便力がアップし、排便がスムーズに。
いかがでしたか。昔から「お腹を冷やすな!」とよくいわれてきたのも、このような不調が起こってしまうからなのかもしれませんね。日々の生活を送る中で、お腹を温めることを少し意識するだけでも不調を改善することができるので、「腸活」ぜひ取り入れてみてくださいね。
[記事提供:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン (http://how.rizap.jp/)]
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