2020年1月2日
女子SPA!
こんにちは。ビューティーフードアドバイザー・ヨガインストラクターの高木沙織です。
「食事やヨガを仕事にしている人って、ファミレス行かないでしょ?」とよく聞かれますが、私に限ってはチョコチョコ出没しています。ですが、フライドポテトやチーズたっぷりのハンバーグなどをオーダーしているわけではありません。
今回は、リーズナブルな価格と豊富なメニューで人気の「サイゼリヤ」から、「ダイエット中に食べるならコレ」という4品をピックアップしていきましょう。
◆ホッとする味「やわらかお肉とごろごろ野菜のポトフ」
最初に紹介するのは季節のメニュー。寒い日の冷え切った体をぽかぽかに温めてくれる「やわらかお肉とごろごろ野菜のポトフ/572kcal」(818円)。
温かいものを食べると冷えて緊張した体が緩み、内臓機能や血流がよくなるでしょう。また、ポトフのようにお肉や野菜をじっくりと柔らかく煮込んだ料理は消化吸収もよく、年末年始の暴飲暴食でお疲れ気味の胃腸にも優しい食べ物です。
牛すね肉に鶏手羽元といった二種類のお肉からはたんぱく質も摂取できるし、燃焼系の体作りに役立ててみては。
◆野菜不足には「柔らか青豆の温サラダ」
サラダを食べるなら、「柔らか青豆の温サラダ/213kcal」(181円)をチョイスして体を冷やさないようにしましょう。
こちらは、最高グレードの小粒のグリンピース“ベビーピー”を存分に食すことができる「サイゼリヤ」の人気メニュー。
食物繊維が豊富なので食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果や、ビタミンB群が脂質の代謝、美肌作り、疲労回復に働いてくれるでしょう。小粒ながらほっくりとした食べ応えがあるので、食べ過ぎの防止にも〇。ぜひ食事の最初に。
◆注目の新メニュー「アロスティチーニ」
ダイエット中のお肉ならラム肉がオススメです。「アロスティチーニ/231kcal」(363円)なんてどうでしょうか。
羊肉は、薬膳の世界では体の内側からしっかりと温めて冷えを取り除く“熱性”の食べ物に分類されます。それも、肉類のなかではトップクラスの温め効果を持つと言われているのです。
脂も吸収されにくく、ダイエット向けの食材である羊肉は注目の存在。シンプルに焼き上げただけという調理法により、罪悪感なくヘルシーにお肉を楽しめるでしょう。
「Wサイズ(4本)」もあります。
◆「アーリオ・オーリオ」でオリジナルパスタをつくっても◎
「サイゼリヤ」はイタリアンワイン&カフェレストランですので、パスタメニューも気になるところですよね。
グランドメニューに並ぶパスタの数々には食欲を刺激されますが、濃厚でクリーミーなものや食欲をそそる濃い味付けのものはダイエット中には控えたいところ。では、どうしてもパスタが食べたくなってしまったら?
「アーリオ・オーリオ/457kcal」(272円)はにんにくとオイルなどのシンプルな味付けがされたイタリアの家庭の味を楽しむことができる素朴なパスタ。
それだけで食べてももちろんよいのですが、先に紹介した「柔らか青豆の温サラダ」や「キャベツとアンチョビのソテー/80kcal(181円)」を混ぜてオリジナルパスタを作ってもよいそうです。
パスタの糖質が気になる人は食物繊維が豊富な野菜やきのこ類のサイドメニューとあわせたり、カロリー表記から計算をして摂取目安にしたりしてもよいでしょう。
年末年始は家族や親せき、地元の友達などとファミリーレストランに行く機会も増えるかもしれません。「私はダイエット中だから」、とサラダとドリンクバーで過ごそうと思っている人は参考にしてみてくださいね。
※価格はすべて税抜きです。
<文/高木沙織>
【高木沙織】
美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Blog、Instagram:@saori_takagi