2020年10月10日
オリコン
休憩スペースに置いた人気漫画『鬼滅の刃』全巻(20巻)が持ち去られた山口県の温泉施設「おんせんの森」が8日、公式ツイッターを更新し、全国各地から同作のコミックスが送られてきたことを報告した。
発端は、9月25日に休憩スペースに置いてあった同作の第20巻が、何者かによって盗まれたというもの。ツイッターにて「リラックスルームから鬼滅の刃1巻から20巻までが盗まれた。頑張って集めたのに…。間違って持って帰ってしまったという人はコソっと元に戻しておいてほしい。『誰かが道を踏み外しそうになったら 皆で止めような』警察には言わず、SNSの力でその人を止めてあげたい」と呼びかけていた。
このツイートが注目され、多くの方から応援の声が集まり、今月2日に「しばらく出社してませんでしたが、本日来たら、ダンボールが7個届いておりました。まだ1つしか開封してませんが書籍と書いており、もしかしたら…?の展開もあるのか」と報告。
そして、8日に「合計で140冊以上の鬼滅の刃が当施設に送られてきました。本棚に陳列をさせて頂き、大切に保管をしていきたいと思います。本当にありがとうございました。これを機にしっかりと防犯対策をし運営します。この度は、皆さまご心配をおかけし申し訳ございませんでした」「本日も2セット追加で送られていたようで、9セット180冊以上となりました」と全国から漫画の寄付があったことを明かした、
また、スタッフの公式ブログでは「本棚に陳列をさせて頂き、大切に保管をしていきたいと思います。この度は本当にありがとうございました」と感謝を伝え、「コロナウイルスにて大打撃を受けている最中の、出来事でした。これを機にしっかりと防犯対策をし、スタッフ一同帯を締めなおし、最良のサービスを提供できるように頑張ってまいります。引き続きどうぞよろしくお願い致します」と伝えている。