『24時間テレビ』嵐がまさかの出演無しで、紅白はどうなる? イレギュラーな形での司会となるか

2020年7月12日

リアルライブ

 『24時間テレビ:愛は地球を救う』(日本テレビ系)が8月22日から23日にかけて、東京・両国国技館で無観客で放送されることがわかった。恒例のチャリティマラソン企画は行われない。メインパーソナリティーはV6の井ノ原快彦がキャプテンを務め、NEWS増田貴久、Kis-My-Ft2の北山宏光、ジャニーズWESTの重岡大毅、King&Princeの岸優太が、グループの垣根を越えてサポートする。

 ジャニーズ祭の様相を呈する形となったが、事前の有力候補に挙がっていた嵐の総合司会がなくなり、ファンからは落胆の声が上がっている。今回のラインナップを見てもわかる通り、年長者の井ノ原を筆頭に、若手メンバーが集う形であり、そこに嵐が加わる可能性は低そうだ。

 嵐は昨年も同番組のメインパーソナリティーを務めており、今年末の活動休止へ向けて2年連続の出演が取り沙汰されていた。ただ、嵐は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、5月に開催予定だったイベント「アラフェス 2020 at 国立競技場」が中止になっている。自分たちのイベントが中止になっているにも関わらず、「24時間テレビ」に時間を割いて良いのかとリーダーの大野智が強硬に反対したと一部報道では伝えられている。

 嵐の「24時間テレビ」が無くなったことで、次に期待がかかるのが年末の「NHK紅白歌合戦」だろう。年末の最後の舞台として嵐が登場する場合、メンバー全員のリレー司会説が有力だ。

 嵐は「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」に就任しており、NHK側は来年に開催される場合にも出演を求めるとしている。ただ、その場合でも2021年末まで活動が続く可能性は低く、なおかつオリンピック自体が中止となる可能性も依然残されている。そのため、最後の舞台として、やはり今年末の「紅白」出演を期待する声は高まって行きそうだ。