2020年5月13日
シネマトゥデイ
ロバート・ダウニー・Jrの制作会社チーム・ダウニーとワーナー・ブラザース・テレビジョンが、DCコミックスのブランド・DCヴァーティゴのコミック「Sweet Tooth」をドラマシリーズ化する。現地時間12日、Netflixが発表した。
「スウィート・トゥース(原題) / Sweet Tooth」は終末後の世界を舞台に、鹿と少年のハイブリットである主人公ガスの姿を描くドラマ。森にある家を出て荒廃した外の世界へと向かったガスは、自身と同様に動物とのハイブリッドの子供たちがいる家族と出会い、新世界の秘密や自身の起源に迫ることになる。1話1時間で全8話のシリーズで、家族向けのアドベンチャードラマになるという。
ショーランナー(製作総責任者)は「ARROW/アロー」のベス・シュワルツと「ハップとレナード ~危険な2人~」のジム・ミックルで、二人は脚本も執筆する。11年にわたってマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でアイアンマンを演じてきたダウニー・Jrが、今度は妻と共に製作総指揮としてDCのドラマ化に挑んでいるのも注目すべき点といえるだろう。
主演は『ビューティフル・ボーイ』の子役クリスチャン・コンヴェリーで、『シンデレラ』のノンソー・アノジー、『ヴィクトリア女王 最期の秘密』のアディール・アクタル、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』のウィル・フォーテらが出演する。Netflixでの配信時期は未定。
DCヴァーティゴのドラマ化作品には、「iゾンビ」「LUCIFER/ルシファー」「プリーチャー」などがある。(編集部・市川遥)