2020年9月22日
読売新聞オンライン
兵庫県朝来市和田山町の国史跡・竹田城跡で21日朝、雲海の間から壮大な石垣が浮かび上がる「天空の城」がお目見えした。
この日は4連休の3日目とあり、観光客らが城跡を一望できる立雲峡の展望台に上り、幻想美に酔いしれた。
神戸地方気象台によると、この日早朝の気温は和田山町で14.1度まで冷え込み、10月上旬並みに。展望台には夜明け前から多くの写真愛好家らが詰め掛け、朝焼けとともに「天空の城」が浮かび上がると、「すごい迫力」などと歓声を上げていた。
家族と来た加古川市の会社員男性は「『天空の城』を一目見ようと、インターネットで調べて来た。朝日に照らされた雲海はとてもきれいで、苦労して上ったかいがあった」と笑顔だった。