五輪開会式当日だった祝日の7月24日の扱い、これから調整=官房長官

2020年3月25日 17時20分 

ロイター

 3月25日、菅義偉官房長官は午後の記者会見で、東京五輪開会式の当日として7月24日を祝日にしていることに関し、関係者の意見を聞いて調整していくとの方針を示した。写真は首相官邸で2017年5月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 25日 ロイター] – 菅義偉官房長官は25日午後の記者会見で、東京五輪開会式の当日として7月24日を祝日にしていることに関し、関係者の意見を聞いて調整していくとの方針を示した。

7月24日を祝日から平日に戻すのか、との質問に対して具体的な言及はなかった。例年は10月の第2月曜だった体育の日(スポーツの日)の祝日を、今年に限って7月24日としている。

また、1年延期された五輪の大会名を「TOKYO 2020」にするよう提案したのは、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長であると説明した。

一方、新型コロナウイルスに感染しているかをチェックするPCR検査の検査能力について、1日当たり7000件が可能であると指摘。直近1週間では9000件の検査を実施したと述べた。

さらに新型コロナ特措法で規定されている緊急事態宣言に関し、菅官房長官は実施の検討を行っていないと語った。

(田巻一彦)

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