2021年1月15日
朝日新聞デジタル
バンダイがカプセルトイ(通称・ガチャガチャ)で、最高で2500円の高価格シリーズを売り出す。
従来は1回で受け付けられる金額が100円硬貨5枚で500円までだったが、昨年投入した最新の自販機では、それに500円硬貨を4枚まで追加できるようになったためだ。
新ブランド「プレミアムガシャポン」を立ち上げ、第1弾は人気アニメ「鬼滅の刃(やいば)」のフィギュア。1回税込み800円で1月下旬ごろから売り出す。細かい彩色や造形で原作の雰囲気を再現した。2月には「ドラゴンボール」の孫悟空、3月に「仮面ライダーセイバー」の商品をいずれも1回1500円で売り出す。
ガチャガチャは商品の精巧さなどが受けて大人にも人気が広がり、専用ショップが次々と登場。30社ほどとされるメーカーの競争は激しく、最大手のバンダイは「高付加価値」を売りに差別化をねらう。(土居新平)