2020年11月10日
産経新聞
埼玉県所沢市は出版大手のKADOKAWAと連携し、アニメや漫画のキャラクターをデザインしたマンホールの蓋を市内28カ所に設置した。
内部に埋め込まれた発光ダイオード(LED)が夕方から未明にかけて光る仕様になっており、歩行者の安全確保にもつなげたい考えだ。
蓋は、KADOKAWAが運営する大型文化複合施設「ところざわサクラタウン」から施設の最寄り駅であるJR東所沢駅までの約1キロの歩道に並ぶ。埼玉県久喜市を舞台とする漫画「らき☆すた」の主人公、泉こなたをはじめ、同社に関連する計23作品の登場人物が描かれている。
市経営課によると、LEDによって光るマンホールの蓋の設置は国内初といい、担当者は「『眺めて楽しめるマンホール』として市の新たな観光名所になれば」と期待を込めた。