2020年12月18日
スポーツ報知
バーチャルシンガー「初音ミク」のライブと企画展を併催したイベント「初音ミク『マジカルミライ2020―Winter Festival―』」が18日、千葉・幕張メッセで開幕(20日まで)し、来年1月1日に千葉市が市制100周年を迎える記念として制作された、ミクをデザインしたマンホール蓋が公開された。
今回のコラボは、インターネット上で千葉市の市章と初音ミクのフォルムが「似ている」と話題になったことがきっかけで実現。2017年に1日限定で千葉市の公式サイトに公開された、ミクとコラボした特別市章をベースにデザインした。来年1月下旬頃から幕張メッセ前の歩道に設置されるが、初音ミクを企画・開発したクリプトン・フューチャー・メディア社の伊藤博之代表取締役は「通年で(初音ミクのファンが)マンホールの蓋を愛(め)でに来るきっかけができた。また新しい”聖地“ができたと感じました。非常にありがたいです」と笑顔。2016年から毎年、幕張メッセで開催されているミクの一大イベント・マジカルミライに触れ、「市制100周年を迎える長い歴史がある街の中で、マジカルミライが100年を目指すことを象徴するマンホール(蓋)であるといいなと感じました。目指せ100年!」と話した。初音ミクデザインマンホール蓋は、マジカルミライ開催期間中、幕張メッセ10・11ホールで展示される。
マジカルミライは、企画展や初音ミクたちバーチャルシンガーのライブをはじめ、様々な創作体験ができるワークショップや物販ブース、楽曲制作者らが直接作品を販売できる「クリエイターズマーケット」など、初音ミクをとりまく創作文化を楽しめる総合イベントとなっている。