岡本健一 12年に及ぶ舞台が完結 ジャニーズ後輩・原嘉孝が「感動したらOK」

2020年10月1日

デイリースポーツ

 俳優・岡本健一(51)が1日、都内で行われた主演舞台「リチャード二世」(10月2日初日、新国立劇場)のフォトコールと囲み取材に出席した。

 2009年の「ヘンリー六世」から同一の役を同じ俳優が通して演じ、スタッフも同じメンバーで制作。5作目となる今作品は最も古い時代を扱った史劇で、12年に及ぶシェイクスピア歴史劇上演の完結作となる。

 今作品には岡本の事務所の後輩で、ジャニーズJr.のユニット・宇宙Sixの原嘉孝(25)が初参加。台本を読んでいて「誰のことを言っているのか全然分からない」という原に、シリーズ全作品に参加している岡本は「新鮮。最初に見たお客さんはそういうものなんだろうな」と感慨深げ。「自分の中の指針としては原くんが感動したらOK。みんな感動できるんじゃないかな」と笑いながらも後輩とのエピソードを明かした。

 12年に及ぶシリーズ完結作に岡本は「最終章にして最初の物語。12年かけて明日の本番に挑むというくらい、すべての集大成になっております」と思いを込めた。