「コロナ太り」解消のために、おうちでできること5つ

2020年5月3日

suit-woman.jp

新型コロナウイルス感染拡大を受けて、国は緊急事態宣言を改めて全国に向けて発表しました。それに伴い、在宅勤務(テレワーク)をする人の数も一気に増えましたよね。

となると心配なのが「コロナ太り」。日本の狭い家では運動不足になりがちですし、外出を自粛しないといけないとなると、食に楽しみが集中する人も多いのではないでしょうか。

コロナ太りを回避するために、普段の生活の中でできること・気をつけたいことをご紹介します!

おこもり生活は気を付けないと、カラダのシルエットに影響が……。適度に運動やストレッチもしましょう!

1.まずは太らない「意識」づくりから

外出しないからといって、1日中、スウェットで過ごしたりしていませんか?

以前、美人で痩せている人の生活スタイルをマネすることでダイエットに成功したという本が話題になりましたが、何事も形から入ることは重要です。
誰とも会わないからといって、だらっとした服装に慣れてしまうと体は弛緩する一方。

服装から、「太らない!」意識作りをするには、仕事するときはシャキッとできる格好に。化粧も最低限はした方が、モードの切り替えができますよ。
春になったら着ようと思っていた服を、ばっちりメイクして、家で着てもいいですね。

2.姿勢に気をつける

人は放っておくと、いくらでも楽をしたがる生き物。
在宅勤務になって、オフィスとは異なる環境でパソコン作業をしていると、骨盤が後ろに傾いた姿勢になりがち。知らないうちに猫背になっているかも。

こうなると、自然と肩は丸くなり、腹部はたるんでくるので、実際には太っていなくても太ってみえる姿勢になってしまいます。

自宅で骨盤をまっすぐに保つ状態で座れる環境をつくるのはなかなか難しいですが、椅子を工夫することで改善が望めます。また、全身が映る鏡を置くのもおすすめです。

3.ガチで「うちで踊ろう」!

こういうご時世ですから、家のなかでできるエクササイズやダンスの動画は世の中にいくらもあります。
そういったものをマジメにやるのもいいですが、「ダンスなんて苦手だし」という方は、形にこだわらず、好きな音楽をかけて体を動かすだけでもOK。

誰も見ていないのですから、上手く踊る必要なんてないのです。
楽しく汗をかければよし、そしてなによりおこもりで鬱屈した気分の発散にもなります。

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入隊には覚悟が必要ですが、無料体験期間を利用して検討してみるのはいかがでしょうか。

「令和版ビリーズブートキャンプ」https://youtu.be/gKPqWMTI4mE

4.掃除ダイエット

家のなかで体を動かすには、ある程度の広さが必要ですよね。そのスペースを確保するために部屋を片付けるのも、エネルギー消費に役立ちます。

普段はなるべくなら手抜きしたいと思っている掃除も、今はとにかく時間があるのですから、徹底的にやるチャンス。

床の拭き掃除や風呂掃除はしっかり腰を落として、体幹を鍛えるつもりで。
特におすすめは雑巾がけです。掃除ロボットや床拭きワイパーよりも格段にキレイになるので、達成感も味わえますよ!

体幹が鍛えられるこうした掃除方法は、基礎代謝が上がり、姿勢がよくなり、さらに骨盤の傾きが取れるため、痩せやすい体になると言われています。

5.今こそ糖質オフダイエット

家に引きこもっていても太らないためには、食事に気をつけることも重要。
「コロナ騒ぎが終息した暁には○キロ増」なんてことのないように、今こそ太らない食べ方、糖質オフダイエットについて知っておきましょう。

糖質オフというと、ご飯が食べられないというマイナスのイメージが強いかもしれませんが、実は「肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質や野菜をしっかり食べる」ことが大事。
つまり、ご飯の量を減らす分、しっかりとおかずを食べればいいのです。

ご飯大好き、おかずと交互に食べたい! という人は、いきなり量を減らすのではなく、まず食べる順番を気にしてみてください。
汁物、野菜などをスターターに、肉、魚のおかずを食べ、ご飯に手をつけるのは最後にします。慣れないとツラいかもしれませんが、慣れるとあら不思議! 自然と食べられるご飯の量が少なくなります。これは、汁物やおかずから食べ始めることで、ご飯にたどりつく頃には空腹ではなくなっているから。

ご飯の量が減ってから、さらにご飯茶碗のサイズダウンをはかるなど、トライしてみてください。

☆☆☆

いつまで続くのか、まだ先の見えないコロナ禍ですが、今だけガマンしてダイエットをするのではなく、続けられる無理のないダイエットが、コロナ太りを回避する近道と言えそうです。

【参考】LEAN BODY、『いちばんよくわかる! 糖質オフ大全科』https://shufunotomo.co.jp/sales/130/

取材・文/冬木丹花