2020年4月12日
ココカラネクスト
ダイエット失敗は「できなかった」ではなく、自分に「合っていなかった」だけ?
ダイエットに失敗するといってもなにも意志が弱いというわけでもないでしょう。
ただやる気が失せたという人もいらっしゃるとは思いますが、「食事を気にかけている」「体を動かしている」「ダイエットの本を読んでやっている」など、取り組んでいるのにうまくいかないという人もいらっしゃるはず。
そのなかには家事が忙しく体を動かす時間がない、食事にあまりお金をかけられず炭水化物やジャンクフードだけで済ませてしまうなど、諸事情もありましょう。
だからといって、それで済ませるのもなんだかもったいないような気もします。
もしかしたらダイエットの失敗は、「できなかった」のではなく、その取り組んだものが自分の生活環境に「合っていなかった」と言えるかもしれません。
そうであるなら一つのダイエット法に失敗したとしても、そこで諦めるのは時期尚早でしょう。
そしてその合っていなかったのは「ダイエット法そのもの」ではなく、ダイエットへの「取り組み方」。
ダイエット法はインターネットでも本でも口コミでも巷に多く溢れていますから、あれやこれやと試していては一つに定まらず堂々巡りとなってしまいます。
もし失敗を繰り返しているのなら、ダイエット法に目を向けるより、まずは取り組み方に目を向けてみてください。
取り組み方さえ改善されれば、どのダイエット法にも生かせるはず。
ここではその「取り組み方」をお伝えしていきますからね。
基礎的な取り組み方
基礎知識
ダイエットは痩せるのが目的ですから、「栄養を摂る食事」と「カロリーを消費する運動」は必須です。
栄養は自身の体を作る源となるものですから、その栄養如何によって「痩せる体を作りあげる」ことができるのですね。
ここが暴飲暴食ですと必然とそれに見合った体になってしまいますから、いささかのジャンクフードは欲するとしても暴飲暴食は避けたいところです。
それから運動はカロリーを消費して脂肪を燃焼させるものですが、言い換えれば「体内の要らないものを抜く作業」と言えます。
食事から必要な栄養分だけを吸収して、要らないものだけを排出する。
それが「食事」と「運動」であり、「痩せる体を作りあげる」ということなのですね。
食事の摂り方
当然良質な食事を摂ることを心がけるのが一番良いですが、それが毎食となると難しいかもしれません。
家庭のある男性なら、奥さんが出した食事は文句を言わず食べたいという方もいらっしゃるでしょうし、奥さんのほうも旦那さんやお子さんに体に良いものばかりではなく、好きなものを食べさせたいという方もいらっしゃるでしょう。
はたまた一人暮らしでお金がないという方、ご飯とカップ麺のスープで腹を満たしているのかもしれません。
そのようななかで無理に改善してしまおうとすると、環境がごっそり変わり、家庭内で不和が起こったりお金がかさんだりして、続けることが困難になってしまいます。
ダイエットが長続きしないだけでなく、それで生活環境が悪くなってしまっては元も子もありません。
とはいえ、やはりダイエットをしようと思うとそこからある程度の改善は必要です。
ですから無理に取り組もうとするのではなく、週の半分はダイエットを意識した食事にして、もう半分はいつもと変わらない食事にするなど、無理のない程度にとどめることも一つの案としてアリでしょう。
ただそれだけでは、ほとんど結果が見込めないでしょうから、いつもと変わらない食事の際は、その分「体内から要らないものを抜く」ということで「運動」をするといいでしょう。
食事のみでダイエットできるようならそれに越したことはないですが、それが困難ならこうして「運動」とのバランスで取り組んでみてください。
運動の仕方
運動も時間がなかったり、きつくなってやめてしまうこともあるでしょう。
それもある程度の頑張りは必要ですが、やはり食事と一緒で「無理をする」というところを改めるといいでしょう。
時間がないと言っても0分ではないはずですから、5分でも10分でもできる範囲の時間に見合った運動を模索してみてください。
「10分 運動」などで検索すれば、それに見合った運動が出てくるはずです。
あくまで「続けられる運動」を基準にして取り組むことが大事です。
例えるなら、
「腕立て伏せ30回」が無理なら「10回×3セット」。
「30分ランニング」が無理なら「15分ランニング、15分徒歩」
のようなもの。
「週3を30分ランニング、残りの週4はランニングせずにご飯の量を減らす」のように食事とのバランスをみるのも有効です。
それだけだと効果は劣るようにもみえますが、それを続けていればだんだんと体が慣れてきて、運動のレベルが上がっていくはずです。
結果はすぐ出るのではなく、継続できた人のところに出てくるもの。
「始めのうちは体を慣らすため、慣れてきたら回数や時間を増やし本格的に取り組んでいく」と割りきれば、心情的にも続けていけやすくなるはずです。
「慣れ」に意識をやる
「慣れ」を知る
「たばこがやめられない」「お酒がやめられない」「食べることがやめられない」
いずれも好きだからやめられないのと同時に、その生活に慣れてしまっていることで、やめられなくなっているのでしょう。
運動不足においても、運動していない状態に体が慣れてしまっているから、続かなくなってしまいます。
実はダイエットが続かない理由は、意志云々ではなく、「慣れ」如何によるところが大きいのです。
ですから、いかに強い意志をもつかというより、この「慣れ」をどうするかというほうに意識をもつことが大事なのですね。
「慣れ」を利用する
「食べる」「運動不足」などの「慣れ」を絶つのは難しいものです。
しかしそれは「慣れ」をやめようとするから難しいのであって、逆に言えばこのやめられない「慣れ」を利用すればいいのです。
それが、「新たな慣れを作る」ということ。
先の項でも述べたように、食事の改善を無理にしようとしても続けるのは難しいですから、自分に見合った食事法にするのですね。
つまりそれは、「慣れることができる」レベルにするということ。
それを習慣化させてしまうのです。
運動もまたしかり。
続けることができないレベルをするのではなく、続けられる範囲の運動を確立してしまうのです。
自分に見合った運動法なら「慣れ」として定着させることができるでしょう。
「慣れ」をやめようと思ったら難しいですが、新たな「慣れ」を作ることはできるはず。
そしてそれができたら、少しだけレベルを上げて、また「慣れる」ことに意識をやって取り組んでみる。
その繰り返しが徐々にでも身となっていくはずです。
無理だと思ったら、まずレベルを落として「慣れる」ことに意識をやってみてください。
地道に取り組む
継続は力なり
「継続は力なり」とはありふれた言葉ですが、それだけ大切だということでしょう。
ここまでどの項でも述べてきたように、「どのようにすれば継続できるか」ということを述べてきました。
結果はすぐに出るものではなく、後からついてくるもの。
始めのうちは体重がなかなか減らなかったり、ちょっと増えてしまうなんてこともありましょう。
でもそれもダイエット期間全体でみれば、ほんの一部分のことです。
人間も長い人生のうちうまくいかない時はよくありますが、ダイエットもそれと一緒でうまくいかない時はくさるほどあります。
ですから、ちょっとうまくいかない時期があってもあまり気にしないことです。
その瞬間その瞬間は辛いかもしれませんが、長い期間でみればそれもほんの僅かなもの。
そういう時は、こういう日もあると割りきって、また明日に向かって取り組んでいこうという心持ちでいてください。
それが「継続は力なり」となっていくはずです。
最後に一歩を踏み出す
最後に一歩を踏み出せるかどうかで結果は随分と変わってきます。
例えば15分走るとして、その数秒前で走り終えるか、数秒越えて走り終えるかの違い。
腕立て伏せだと、最後地面にへたって終えるか、起きあがって終えるか。
細かいようですが、この「最後に一歩を踏み出す」というのが自身のレベルを上げていきます。
逆にこの一歩手前で終えていると、次のステップにいきづらくなり、そのまま停滞が続いていってしまいます。
ですから自身のレベルを上げる為の一歩というより、停滞を打破する為の一歩という意識でいたほうがいいかもしれません。
その意識が、己に一歩を踏み出させるはずです。
このようなことは地味で小さなことですが、効果は大きいです。
まとめ
ここまで「取り組み方」を述べてきましたが、それでも失敗する時は失敗するものです。
そしてそこで大事なのが、「諦めない」ということ。
何度失敗を繰り返そうともです。
繰り返し失敗しているのに、それでもやめないなんて往生際が悪いようにみえるかもしれません。
しかし失敗をするということは自分の弱さがわかるということですから、失敗すればするほど改善点がわかってくるのですね。
むしろ失敗は、あなたの大きな財産となるものです。
もうダイエット成功への足掛かりは仕上がってきているはずですから、最後まで諦めず取り組んでください。
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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。