2020年4月15日
ココカラネクスト
私たちは呼吸することで酸素をとり入れ、カラダの栄養素と一緒にエネルギーを作り出しています。しかし、余った酸素は酸化力の強い「活性酸素」に変化し、血管や細胞を傷つけてカラダの内側から老化を進め、代謝を悪くします。代謝が悪いと食事で摂取したをエネルギーを燃焼しきれず、肥満の原因に。
この活性酸素を撃退する働きをするのが、抗酸化物質です。私たちのカラダにはもともと抗酸化酵素が備わっているのですが、喫煙や栄養不足・ストレス・紫外線・食品添加物などにより活性酸素が増えすぎると、対応しきれなくなります。このため現代社会では、とくに抗酸化作用のある栄養素が必要です。
抗酸化作用のある栄養素と多く含まれる食品
ビタミン
■ビタミンA(βカロテン)・・ピーマン・かぼちゃ・にんじんなど緑黄色野菜全般
■ビタミンC・・柑橘系の果物・いちご・ブロッコリー・芽キャベツ・じゃがいも
■ビタミンE・・アボカド・ナッツ類・ゴマ油
ミネラル
■亜鉛・・牡蠣・レバー・牛肉・小麦胚芽・玄米
■セレン・・魚介類全般・大豆・玉ねぎ・にんにく
ファイトケミカルス
果物や野菜の色素、素材の辛味の成分で、抗酸化作用が優れています。
■ポリフェノール・・ブドウ・ブルーベリー・プルーン・柿・生姜
■リコピン・・トマト・スイカ
■カテキン・・緑茶
食材には食材独特の抗酸化成分があります。
いつまでも健康で若々しく過ごすためにも、抗酸化成分の高い野菜や果物を、毎日意識してとり入れたいですね。
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[監修:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。