自分のいびきを知って快眠ライフを!いびきを防止するグッズとは

2020年4月8日

ココカラネクスト

 いびきは同じ部屋で眠る人に迷惑をかけるだけでなく、自分自身も睡眠中に余計な労力を使うため、疲労回復の妨げの原因のひとつになっています。

いびきでお悩みの方はもちろん、自分はいびきをかかないと思っている方も、ぜひご覧ください。

いびきの種類

いびきとは、睡眠中に気道が狭くなり鼻や喉が振動して出る音です。いびきは大きく分けて以下の3種類があります。

単純いびき症

一般的ないびきのタイプで、ストレスや疲労、飲酒、風邪などの鼻づまりのように一時的なことが要因になっていることが多いようです。そのため疲れたと感じたら早めに休息を取り、規則正しい生活を心がけることが大切です。

睡眠時無呼吸症候群

肥満により首回りに脂肪が付いたり、日本人に多い顎が細く小さい骨格や、扁桃腺肥大などが原因でいびきだけでなく無呼吸や低呼吸が起きる病気です。

呼吸が止まるたびに脳が目覚めた状態になるので、夜目覚めた記憶が無いのに睡眠が妨げられ朝起きるとだるく、日中強い眠気を引き起こす事もあります。

上気道抵抗症候群

様々な原因で上気道が狭くなることにより起きます。睡眠時無呼吸症候群のように呼吸が止まることはありませんが、息苦しさを感じて夜中に起きることもあるので、日中強い眠気に襲われる事もあります。

いびきを防止するグッズ

口呼吸でなく鼻呼吸を促すグッズ

口呼吸はいびきの原因になるので、自覚している人は普段から口を閉じて鼻呼吸を意識して行うことが大事です。

就寝中は無意識に口が開いてしまうことがあるので、口を閉じるためのテープ使ってみるとよいでしょう。

風邪や花粉症などの鼻づまりで息苦しく口呼吸になりがちな時は、鼻の上に張るテープで鼻腔を広げ鼻呼吸をしやすくするグッズもあります。

歯ぎしりも予防できるマウスピース

特に仰向けの寝姿勢だと舌が落ち、気道がふさがれるのでいびきをかきやすくなります。
医療用のマウスピースを装着することにより舌の位置も上がり気道が広がり呼吸しやすくなります。

マウスピースを付けて寝ることは慣れるまでに少し時間がかかりますが、いびきをかく上に歯ぎしりをする人にはその予防にもなるのでおすすめです。

自分のいびきをチェックできるアプリ

就寝中のいびきや寝言を録音するスマホアプリもあります。いびき防止グッズはいびきの根本原因を解決できるわけではありませんが、自分のいびきを聞くことでいびきの種類を予想し、治療が必要ないびきかどうかを判断することができます。

良質な睡眠は健康にとって大事なことは老若男女にとって共通です。自分だけでなく家族やパートナーの健康のためにも、いびきを上手にコントロールしましょう。

【参考文献】
「いびき / snoring(いびき)」. e-ヘルスネット
「睡眠障害」.みんなのメンタルヘルス
「いびきの種類」. 銀座コレージュ耳鼻咽喉科

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。