2020年4月15日
ココカラネクスト
新しい食事制限ダイエット法として紹介されている「ローカーボ」。今では広く知られるようになり「ローカーボメニュー」もレシピの紹介や安心して食べられるローカーボ食品も販売されています。ここでは「ローカーボ」の意味と、どういった食品を食べるのが良いのかをご紹介します。
ローカーボってなんのこと?
ローカーボとは主に、糖質(炭水化物)の摂取量をゆるやかに制限する糖質制限食という意味合いで使われます。
炭水化物はエネルギーとして体の熱を生む栄養素ですが、エネルギーとして使われなかった炭水化物は脂肪に形を変え、体に蓄積される性質を持っています。
炭水化物に含まれている糖質は血糖値をあげ、脂肪を蓄積させるもとになります。血糖値を高める食事は体重増加にもつながります。
ここで糖質(炭水化物)をカットした食事を取るよう心掛け、先に体に蓄積されてしまった脂肪をエネルギーとして使うよう仕向けるということです。
ローカーボに適した食品は?
炭水化物・糖質が含まれた食事はできる限りセーブしなければいけません。「糖質ゼロ」の総菜も多く販売されていますが、これだけに依存することはできませんね。人気のローカーボ食材として多く取り上げられているのが「おから」「豆乳」「こんにゃく」などです。特に豆腐や大豆繊維から作られたフェイクミートなどはスーパーでも手軽に購入できる食材として注目されています。
ダイエットに野菜が良いと言われていますが、ローカーボを意識する場合は葉物野菜がおすすめ。
逆に根菜類や甘みを感じる野菜、冬に旬を迎える野菜などは、糖質を多く含む野菜は控えたほうが良いでしょう。肉や魚は基本的に制限がありませんので、適宜摂取していきましょう。
おいしく食べて「綺麗やせ」ができる秘密
ダイエットにローカーボを取り入れる場合、糖質・炭水化物をすべてカットするのではなく、糖質に当たる物だけをできる限り抑えることが大切です。理由としては、炭水化物に含まれた食物繊維の摂取が必要となりますし、神経機能を維持させるために炭水化物の中の糖質が必要となります。ゆえに炭水化物も私たちの体の生成に欠かせないものととらえましょう。
そのため、低糖質を意識しながらも食事は節度を保ち1日3食きちんと食べていくことが推奨されています。
昨今では、ローカーボの意味や正しいローカーボ食の方法を理解しないまま「食べない」ダイエットを遂行する方もいるようですが、おいしく食べることが何よりも大切です。蓄積された脂肪を燃やすために運動も取り入れて正しい方法でローカーボを取り入れてみましょう。
まとめ
糖質ゼロメニューを選ぶだけではどうしても飽きがきてしまいます。ローカーボを取り入れる場合は、食材に対する知識を深めるチャンスにもつながります。1日3食バランス良く、できるだけ糖質を含まない食材を選ぶことを心がけてみましょう。
[記事提供:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン (http://how.rizap.jp/)]
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