今度はKAT-TUN中丸が “逆3密”ライブ視聴&鑑賞会にファン悶絶

2020年4月15日

日刊ゲンダイDIGITAL

 ジャニーズ事務所のアーティストらによるSTAY HOME運動が続々と立ち上がっている中、新たなトレンドが「大試聴会」だ。KAT-TUNの中丸雄一(36)とジャニーズWESTの中間淳太(32)が旗振り役の3密(密閉、密集、密接)を逆手に取った“親密動画”が話題になっている。

 試聴会とは、オンラインサービスを配信する者が視聴者と同じタイミングで同じ映像の再生ボタンを押して、自宅にいながら一緒に鑑賞すること。つまり「オンライン飲み会」の延長線上にある映画鑑賞会とでもいったら分かるだろうか。

「事前に撮って編集されたジャニーズ公式YouTubeとは異なり、配信する当事者とリアルタイムでつながれるのが大きな強みです。直接対話はできないものの、書きこみはフリーなので、視聴者同士で興奮を分かち合えます」(ネット媒体編集者)

 ファンは日頃から鑑賞会と称し、推しのアイドルが新作をリリースした直後にカラオケボックスなどに集まって、グッズ片手に応援、楽しんでいる。それが今回は出演者である“中丸主催”の「大試聴会」が開催されるとなり、ネットはザワついたわけだ。

 試聴会の対象となったのは、8日にリリースされたライブ映像「KAT-TUN LIVE TOUR 2019 IGNITE」。同日、ジャニーズ事務所の公式サイト「Johnny’s net」会員向けに、中丸から「4月10日の15時から同時に再生ボタンを押して、同時試聴で去年の夏を振り返りましょう!(中略)僕はコーラとポテトを準備して見ます」とメッセージが送られてきた。

 当日も「#KATTUN大試聴会」のハッシュタグを付けた拡散が呼びかけられ、ツイッターには感想ツイートが殺到。平日にも関わらず開始2時間で8万ツイートを突破し、累計10万超え。日本トレンドで1位となり、世界トレンド入りも果たした。

 12日に放送された情報番組「シューイチ」(日本テレビ系)では、初の試聴会に予想を上回る反響があったことを明かした中丸。初回は平日(金曜日)だったが、「第二回、KAT-TUN全国一斉ライブ動画同時視聴会」は19日の日曜日の開催を告知している。

 中丸の後輩にあたる中間は、「ジャニーズWEST LIVE TOUR 2020 W trouble」が中止になったことを受けて、昨年のライブ映像「ジャニーズWEST LIVE TOUR 2019 WESTV!」の同時視聴を9日に提案。翌10日、SNS上では「#中間と一緒にWESTV鑑賞会」と瞬く間に拡散され、トレンド入り。中間は、雑誌やテレビで明かしていないメンバーの素顔やコンサート秘話をリアルタイムで発信した。

 ジャニーズアーティストと2時間以上もつながることができる大試聴会。こんな“逆3密”の拡大ならファンは大歓迎だろう。