アンチエイジングといえば「ポリフェノール」

2020年7月17日

ココカラネクスト

 私たちのカラダの中には、ストレスや紫外線・喫煙などの日常生活によって作り出されてしまう活性酸素が存在します。活性酸素は通常カラダにあるものですが、過剰に増えすぎると正常な細胞を攻撃し、カラダにさまざまな影響を及ぼします。これに対して働くのが抗酸化物質ですが、その中でも抗酸化力の強いポリフェノールは、増えすぎた活性酸素を除去してくれるのです。ポリフェノールには、この他にもさまざまな効果があります。

ポリフェノールの効果

 ポリフェノールの効果はさまざまあります。

●脳梗塞や動脈硬化などの予防
●血中のコレステロールの抑制(高血圧の予防)
●肝機能の向上
●ホルモン促進作用
●殺菌効果
●糖尿病予防
●細胞の老化を防ぐ(アンチエイジング)
●がん予防(消化器系)

ポリフェノールが多く含まれる食材

 この栄養素が多く含まれる食材を紹介しています。

赤ワイン 230mg
コーヒー 200mg
緑茶 115mg
プルーン 189mg
ぶどう 160mg
桃 53mg
さくらんぼ 41mg
ラフランス 37mg
柿 31mg
りんご 29mg

※特に記載のないものは、食品100gあたりの含有量を表示しています。

ポリフェノール摂取のポイント

 ポリフェノールは皮の部分に多く含まれるので、果物などを食べるときは皮ごと食べられるぶどうやりんごはおすすめです。また、皮ごと煮るジャムやマーマレードなどに加工するのも上手な食べ方ですね。

 ポリフェノールは、赤ワインに多く含まれているといいますが、他の食材などにも同じくらい含まれています。ポリフェノールのためといって、飲み過ぎないようにしましょうね。

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[監修:あすけん 管理栄養士]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。