コミケ客に人気のホテルが営業休止へ 年末から3月まで予定、振替対応などは「調整中」

2021年11月29日

J-CASTニュース

東京ベイ有明ワシントンホテル(東京都江東区)が2021年の年末から来年春ごろまで営業を休止するとの情報が拡散し、ホテルの近隣で開催されるイベント「コミックマーケット(以下コミケ)」参加を予定しているユーザーの間で動揺が広がっている。

J-CASTニュースの11月29日の取材に対し、東京ベイ有明ワシントンホテルは12月20日から22年3月31日まで営業を休止する見込みだと回答した。

「振替等の対応を丁寧に行っていきます」

ツイッターで11月27日、東京ベイ有明ワシントンホテルが年末から来春にかけて休止するという情報が拡散された。自治体からの要請に伴い、ホテル一棟借り上げによる施設提供を行うため、営業を休止するという内容だ。

ホテルは国内最大級の展示場・東京ビッグサイト(東京都江東区)近隣に位置し、同所で開催されるイベントのために宿泊を予定していた人々の間で動揺が広がった。

12月30日から31日にかけては、世界最大級の同人誌即売会であるコミケが開催されるため、イベントスタッフや参加者の宿泊地がなくなってしまうのではないかと心配する声も上がっている。

東京ベイ有明ワシントンホテルは取材に対し、休止が見込まれる期間に宿泊を予定している人々に対しては、個別に対応を調整中だとしている。

「お客様を第一に考えながら、宿泊を提供するのが我々の責任だと考えておりますので、ご予約されているお客様に対しては、きちんと連絡を取りながら振替等の対応を丁寧に行っていきます」