東京・月島にもんじゃ焼きの自動販売機 名店の味を「テイクアウト」で

2021年8月21日

J-CASTトレンド

卸売業や飲食店を営む尾粂(東京・中央)は、グループ事業の豊洲市場水産仲卸「尾粂商店」の直営店「月島もんじゃ おこげ 月島本店」の味を再現した冷凍もんじゃ焼きを、自動販売機で売る。その名も「もんじゃ 自販機」。2021年8月20日に発表した。

設置場所は、もんじゃ焼き店が多く集まる東京・月島の「もんじゃストリート」。初めてでも作れるように、付属の説明書はもちろん、焼き方動画もYouTubeで公開している。

全部で4種類

自宅にあるホットプレートやフライパンを使って、店の味がそのまま楽しめることをコンセプトに開発。キャベツのほかにも具材の大きさなど、何度も試作を繰り返した。

購入できるのは、全部で4種類。「明太子もちもんじゃ」は、東京・豊洲市場から仕入れた明太子を丸ごと1本使っている。いか墨のコクとクリームベースのだしが特徴の「いか墨もんじゃ」は、具材のキャベツとご飯で、リゾット風に。トッピングにチーズをかけると、違った味わいも楽しめる。昔ながらの「五目もんじゃ」には、豚肉にイカゲソ、さつま揚げ、ソバなど7種類の具材が入っている。「和牛すじカレーもんじゃ」は、米沢牛のすじ煮と、特製ブレンドのカレー粉を使用。

具材だけでなく、食べるときに使う「ハガシ」も2枚付いてくる。

価格は、明太子もちもんじゃが1400円、いか墨もんじゃと和牛すじカレーもんじゃが1500円で、五目もんじゃが1300円。それぞれ1.5人前で税込み。