『キングダム』5・29に地上波初放送 山崎賢人&吉沢亮が熱いメッセージ

2020年5月1日

オリコン

 俳優・山崎賢人主演で、吉沢亮、橋本環奈ら豪華キャストが集結し、興行収入57.3億円を記録した映画『キングダム』(2019年)が、5月29日、日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』(毎週金曜 後9:00)にて本編ノーカットで地上波初放送されることが、発表された。

 原作は2006年1月から『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載中で、コミックス57巻までの累計発行部数が6400万部を突破する人気作。2019年に公開された実写邦画では、1位となる大ヒットとなった。物語の舞台は、紀元前245年の中国春秋戦国時代。西方の国・秦で“天下の大将軍”になることを夢見て、剣の修行に明け暮れる戦災孤児の少年・信(山崎)と、後の秦の始皇帝となり中華統一を目指す若き王・エイ政(吉沢)の活躍が描かれる。

 信、エイ政のほか、2人と行動をともにすることになる河了貂を橋本、山の民を武力で束ねた美しき山の王・楊端和を長澤まさみ、エイ政の弟で反乱を起こす成キョウを本郷奏多、エイ政に忠義を誓う大臣・昌文君を高嶋政宏、昌文君の副官・壁を満島真之介、六大将軍最後のひとりで、血が沸き立つような戦場を求める王騎将軍を大沢たかおなど、日本を代表するキャスト陣が集まった。

 山崎は「ようやくテレビでみなさんにお届けできること、本当にうれしく思います」と地上波放送決定に喜び。本作の撮影について「どんな逆境の中でも力強く生きていく登場人物たちに自分自身も鼓舞されながら、信という男を全力で、とにかく夢中で生きていました」と振り返る。そして「全スタッフ、キャストがものすごい熱量で挑んだので、今のこんな世の中だからこそ見てほしい作品です。疲れを吹っ飛ばすような熱さをお届けします!」と胸を張ってアピールする。

 吉沢は「キングダムは僕にとっていろんな景色を見せてくれたとても大切な作品です」といい「たくさんの方にあの熱量が届くことを願っております。皆さん、テレビの前で一緒にアツくなりましょう! こんな時期こそ、エンターテインメント!」と呼びかけた。