2020年2月15日
NEWSポストセブン
2019年9月、ジャニーズ事務所は、所属タレントであるジャニーズJr.のグループ「HiHi Jets(ハイハイジェッツ)」(以下、ハイハイ)の橋本涼、作間龍斗、2名の年内活動自粛を発表した。謹慎期間が解除された今年の元日、両名はファンクラブ(ジャニーズジュニア情報局)にて謝罪文を掲載。そこでは復帰への意欲とファンへの感謝の気持ちが述べられていた。
復帰後は公式YouTubeチャンネルや『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)への出演で、久しぶりにファンの前に姿を見せている。さらにジャニーズ所属タレントの素顔に迫る連続ドキュメンタリー『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)では、彼らの「自粛」期間と、復帰直後の様子にも迫るなど、“攻めた”内容が話題を呼んだ。
彼らの活動自粛と復帰を「ハイハイ」のファンはどのような心境で見ているのだろうか。作間のファンであるという女性Aさん(23歳)は、こう語る。
「女性関係のトラブルによって活動自粛となったので、復帰にあたり、さくちゃん(※作間)の姿を見るのが正直怖かった。早く復帰してほしい、でも姿を見るのも怖い。この葛藤の日々でした。痩せこけていたらどうしようと想像していましたが、復帰後は少しふっくらした様子で、相変わらずの笑顔を見せてくれたのでひとまず安心しましたね。
謝罪文や『RIDE ON TIME』のインタビューでも発言していましたが、さくちゃんは『グループの夢を自分の夢にすると決めた』と、はっきり語ってくれました。正直、その決意をもう少し早くしてほしかった。彼は本当に才能がある素晴らしいアイドルです。復帰を待っていたファンの優しさ、グループを守ってくれた3人のメンバーへの感謝を忘れず、これからも頑張ってほしい」(Aさん)
一方、ハイハイの「箱推し」(グループ全体を推すファン)だというBさん(21歳)は、こう語る。
「復帰後、いつもはあっけらかんとしている“はしもっちゃん”(※橋本)のこわばった表情が印象的でした。やはり人前に出ることへの恐怖を感じていたんだと、顔から伝わってきた。長年彼のことを見てきたファンだからわかります。自分が悪かったとはいえ、苦しい期間だったはず。
黒髪、短髪にして、眉毛の形も変えていて、イメージチェンジした見た目からも反省が伝わったし、復帰後初の『少クラ』(ザ少年倶楽部)では、深くお辞儀をしていたのが印象的でした。2人の自粛中、残された3人が必死でグループを守ってくれたからこそ、こうして5人でスタートが切れた。彼らがより大きくなって、“伝説のグループになる”ための試練だと思って、今回の自粛期間を受け止めました」(Bさん)
今回の件で「デビューが遠ざかった」という不安の声も上がるなか、グループ存続を死守した3人のメンバー。そして心機一転、再びファンの前に姿を現した2人。ジャニー喜多川さんから絶大な期待を寄せられていたことでも知られる「ハイハイ」の未来に、多くのファンが注目している。