鬼滅の刃「無限城」にそっくり 会津若松の温泉宿が話題

2020年7月23日

朝日新聞デジタル

 人気漫画「鬼滅の刃(きめつのやいば)」に登場した城にそっくりとして、福島県会津若松市の会津芦ノ牧温泉「大川荘」の浮き舞台が話題になっている。

 新型コロナウイルスの影響を受け、旅館は一時休業したが、宿泊客からの問い合わせも増え、客足の回復に期待する。

 正面玄関を入ると、吹き抜けのロビーが目に入る。その中央にある赤い床の舞台では、地元の民謡歌手・佐藤恵美子さんが毎日、夕方に三味線を弾き、宿泊客を出迎える。

 鬼滅の刃では、主人公らが敵の本拠地「無限城」で戦闘を展開。無限城には琵琶を弾き、空間を操れる能力がある敵のキャラクター「鳴女(なきめ)」がいる。この場面が大川荘の浮き舞台と似ているとネット上で話題になっているという。