運動やストレッチ 性格別「続ける」コツ

2020年1月19日

ココカラネクスト

自分のキャラに合わせたアプローチ

 運動やストレッチを続けられる方法にはいくつかのアプローチがあり、その人の性格によって変わりますよね!

 人間は誰でも心の中に5つのキャラクター(自我)を持っていて、人によってそのキャラクターに強弱のバランスがあると言われています。

 まずは自分がどのタイプが強いか、チェックしてみてください。

 合計点数が1番高いものがあなたの持っているキャラクターを強く示しています。

 人の性格は1つだけ高いと言うものはほとんどなく、高いものがいくつかと低いものとで性格が構成されています。わかりやすく理解するためには最も高いところだけを見ていきましょう。

 1つずつ、どういうタイプで、どんなアプローチをすれば楽しく続けられるかアドバイスしていきます。

1. 自由奔放な子どものようなFCタイプ

FC=Free Childタイプ

は、自由奔放な子どもを表しています。

 FCが強く出ている人は、「すごい!」「楽しい!」「嬉しい!」といった形容詞をよく使い、感情表現が豊かで、よく笑います。ユーモアがあり、その場は明るくすることが得意なタイプです。素直に人に甘えたり、屈託のない関係を作るのが上手です。また自己表現が非常に豊かです。

 FCタイプの人には、論理的にアドバイスしても響きません。ワクワクすること、感覚的に楽しいと思える事をいってあげると続けられるのです。

 また、FCタイプは妄想することが得意でもあるので、例えば自分がオリンピックの選手になったような感覚で走ってみたり、街路の人たちが自分のことを応援してくれているようなイメージをしたりすると、楽しい気分で走り続けることができます。最新のファッションを着こなして走るのも、ワクワク感が高まって効果的です。

2. 母親的な感情を持ったNPタイプ

NP=Natural Parent

は、母親のような感情持った性格を指します。「~してあげたい」と言う気持ちの強い人で、自分よりも人のために頑張れるタイプです。手を差し伸べたりする動作が自然にでき、周囲への気配りが十分にできる人です。話を聞くのも上手で、ゆっくりと相手の話に耳を傾けます。

NPが強く出ている人には、「あの人のためにがんばる」「あなたのためならがんばれる」と思える対象を見つけると、やり続けることができます。もし、自分の「からだの目標」が、なかなか続かないとしたら、自分のためだけにやっているからかもしれません。そこに「誰かのためにがんばる」というものをくわえてあげると、モチベーションがグンと上がり、続けられるようになるかもしれません。

3. 論理的な「大人」の感情が強いAタイプ

A=Adult

とはアダルトですから、大人の要素が強い人のことで、論理的に物事を考えられるタイプ。「誰が?」「なぜ?」「どうやって?」ということをよく口にし、行動では論理的、能率的に思考し、計算しています。感情的に発言することはほとんどなく、常に落ち着いた態度で、相手の目を見て冷静に注意深く言葉を選んで話します。

 こういうタイプは、目標設定をしっかり定めることが有効で、最低でも3つ以上、目標設定をするといいでしょう。

 なぜかというと、Aの性格が強いと自分で考えたように物事が運ばなくなった時、一気にやる気を失せてしまうのです。綿密に計算し、物事を順序立てて考えられる人は、それが何か一つできなくなってしまった時点で嫌になってしまいがちです。

 ひとつ大きな目標が難しくて達成できないと失敗体験が増えて、嫌になってしまうので、このタイプはあらかじめ、最後まで必ず達成できるであろう目標を3つ目くらいに用意しておくのです。適切な目標設定が鍵になります。

4. 責任感の強い持ち主CPタイプ

CP=Critical Parent

が高い人は、父親的な感情が強い人で、頑固オヤジのような厳しさ、強い責任感の持ち主です。「~すべきである」「~しなければならない」ということをよく口にし、自分にも相手にも非常に厳しいタイプといえます。

 このようなタイプは、非常に高い目標を設定しがちため、途中で挫折して失敗体験を増やしてしまう危険性があります。例えば、フルマラソンで4時間を切ったこともないのに、3時間30分を切ることを目標にしてしまう。これはプライドの高さや、他人に負けたくないという意識が強いからです。

 それで無理なレベルをがむしゃらにがんばりすぎてオーバートレーニングとなり、怪我をしてしまうこともあります。その結果、本番で故障し出場できない、あるいは途中で挫折して、敗北感を味わってしまうことになる場合もあります。

 自分が、CPが高いことがわかったら、目標を高く設定してしまうがちだという傾向を認識して、本当は10のレベルの目標を立てないのだが
7に抑えておこう。7を達成できたら8、9と上げていって、10を目指そうというように、最初のハードルを下げるのがよいのです。

5. よい子にみられるACタイプ

AC=Adapted Child

が高い人は、他者に依存する傾向が強く、よい子にみられたいという性格を持ち合わせています。自分が他人からどう思われているかを非常に意識するところがあり、「~していいですか?」「~これでよいですか?」といった言葉が多く、他人の顔色を常にうかがいながら行動しています。

 また、自分で考えて行動するよりも、誰かに「これをやりなさい」「こうしたほうがいい」などど指示・アドバイスを受けた方が行動に移しやすいところがあります。

 従ってACが強い人は、誰かと一緒にはじめるといいでしょう。親しい仲間、パートナーなどど一緒に行動を起こすと続けやすいのです。しかし常に誰かといっしょにできるとは限りません。そんなときはブログやFacebook,ツイッターなどで探してみてください。同じ目標に向かって走っている誰かがもし挫折しそうになっていたら、声を変えてあげてください。そうした仲間意識、連帯感を持つことで、ACタイプは最後まで頑張れるのです。

 では上記を踏まえて下記の分析テストをやってみてください。

分析テスト

3…いつも
2…しばしば
1…ときどき
0…めったにない

 あまり深く考えずに直感的に選んで足してくださいね。

(1)CP度

・相手を見下す
・伝統を大切にする
・物事に批判的である
・道徳的である
・相手の失敗や欠点に厳しい
・「~すべき」という言い方を良く使う
・規則を厳しく守る
・理想を求めていく
・意見をはっきり主張する

(2)NP度

・相手の長所によく気がつき、褒める
・相手の話には共感する
・思いやりの気持ちが強い
・人の世話をよくする
・料理・掃除・洗濯などを積極的にする
・困っている人を見たら慰めてやる
・奉仕活動では人の先になって動く
・融通がきく
・相手の失敗を素直に許してやる
・頼まれたら嫌といえない

(3)A度

・動作がきびきびしていて能率的である
・現実をよく見て判断する
・まっすぐな姿勢で相手の顔をみながら話す
・「なぜ」「どのように」という言い方をする
・物事の判断が的確である
・いろいろな情報を集めてよく考える
・自分の感情を交わえないで判断する
・実行する前にしっかり計画を立てる
・会話では感情的にならない
・誰とでも良く話す

(4)FC度

・開けっぴろげで自由である
・感情をすぐ顔に表す
・「わあ」「へえ」などと驚きを表す
・じっとおとなしくしているのが苦手
・言いたいことを遠慮なく言う
・わがままである
・好奇心が強い
・周りを気にしない
・理屈より直感で
・ほしいものはあくまで欲しがる

(5)AC度

・周囲の人にうまくあわせていく
・遠慮深く消極的
・いやなことな理屈をつけて後回しにする
・不平不満がある
・相手の顔色をうかがう
・思っていることを口に出せない性格
・上手に言い訳する
・相手に喜んでもらえるように努力する
・割合人の扱いが上手い
・「すみません」「ごめんなさい」をいう

 いかがでしたか?

 自分のタイプがわかると目標やどのようにやったら続けていけるか、把握しやすいですよね!

[引用:中野ジェームズ修一 下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」]

[文:出張マッサージ ミラク 代表・齊藤麻由子]

「東京23区内(渋谷,新宿,目黒,品川,港区を中心に)で選ばれている出張マッサージ-MIRAKU(ミラク)-(http://miraku.tokyo/pc/」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする