2020年2月15日
ココカラネクスト
「ダイエットを頑張っているのに痩せない・・・」そんなお悩みをよく耳にします。実は痩せない人には5つの共通点があるのです。ダイエットがうまくいかないと感じているのなら、一度チェックをしてみましょう。
痩せない人がやっている5つの共通点
1.嗜好品の摂りすぎ
お菓子やお酒などの嗜好品は、ダイエット中は一日150kcalを目安にしましょう。
■お菓子
お菓子の食べ過ぎだけではなく、食事の代わりに菓子パンやお菓子を食べてカロリー調整をするのは禁物です。糖分と脂質の摂りすぎで痩せにくくなり、動脈硬化のリスクも上がってしまいます。
■お酒
お酒のカロリーはエンプティカロリーといって、糖質や脂質よりも先に最優先で熱として放出されるといわれます。ならばもっと飲みたくなりますが、お酒は食欲を増進し、おつまみの量が増える傾向があるので要注意。
しかも、お酒のカロリーが優先的に燃焼するので、食べた脂質や糖質が燃えにくくなり、その分脂肪として蓄えられてしまうのです。おつまみには枝豆や豆腐などヘルシーなものを選ぶようにしましょう。
2.炭水化物に偏った食事
丼ものなど炭水化物がメインの食事は、食後の血糖値を急上昇させます。血糖値が上がるほどインスリンの利用が多くなり、エネルギーを脂肪として蓄えやすくなります。
ダイエット中は、一品ものよりも定食のように品数の多い料理がおすすめです。
3.寝る直前の食事
睡眠中は副交感神経が優位になり活動量は低下するため、就寝前の食事は脂肪として蓄えやすくなります。このため、就寝3時間前には食事を済ませるのがベストです。
難しい場合は、補食として午後5~6時くらいに、少し胃に食べ物を入れておくと夕食のドカ食いを防止できます。おすすめは、ヨーグルトやドライフルーツ。夕食で補食分の調整も忘れずに行いましょう。
4.野菜不足
野菜が少ない食事は、摂取カロリーや脂質が過剰になりがちです。一日の野菜の目標量は350g。およそ野菜小鉢5皿分にあたります。野菜にはビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富。野菜たっぷりの食事をすることで、ダイエット中の体調不良や便秘の改善が期待できますよ。野菜を最初に食べる「ベジファースト」をすると食べ過ぎ防止に繋がるので実践してみましょう。
5.早食い
よく噛まずに食べる早食いは過食や肥満に繋がるので注意しましょう。(※)しっかり噛んで食べると、満腹中枢が刺激されて満腹感を感じやすくなります。満腹感を感じるまでには、おおよそ20分程度かかると言われています。ゆっくり時間をかけて食べることが食べ過ぎ防止に繋がります。
さらに、噛むことでフェイスラインがスッキリするなど、さまざまなうれしい効果も期待できますよ。
もし1つでも心あたりがあるのなら、さっそく意識して改善してみてくださいね。
【参考・参照】
(※)安藤雄一,花田信弘,柳澤繁孝 『「ゆっくりとよく噛んで食べること」は肥満予防につながるか?』 ヘルスサイエンス・ヘルスケア Volume 8,No.2,2008年 p.54-63
〈http://www.fihs.org/volume8_2/article8.pdf〉
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[監修:あすけん 管理栄養士]
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