食べ方にはちょっとしたコツがある。きゅうりでラク痩せダイエット!

2020年5月22日

レタスクラブニュース

きゅうりは、成分の約95%が水分で、1本(約100g)当たり14キロカロリーと低カロリー。カリウムを多く含むので余分な水分の排出を促し、むくみの改善にもつながります。さらに脂肪分解酵素「ホスホリパーゼ」にも注目です!

『安うま食材ダイエット!vol.3 きゅうり』(レタスクラブMOOK)から、きゅうりを「どのように食べればダイエットに効果的なのか」について解説していきましょう。

■ 1.むくみの改善

きゅうりに多く含まれているカリウムには、利尿作用や血圧を調整する作用があります。女性は黄体ホルモンの働きによって、月経の4~5日前ごろから特にむくみが起こりやすくなります。ひどい場合、むくみによって体重が増えてしまうということもありますが、きゅうりでカリウムを摂取することで余分な水分の排出を促して、早く体重を落とすことができます。

■ 2.カロリーが低い

きゅうりは1本(約100g)14kcalと非常に低カロリー。そのまま食べられるくらい調理も手軽で、たくさん食べても安心なので、食事の前にまずきゅうりを食べる習慣をつけましょう。食前や空腹時にきゅうりを食べるようにすると、むだなカロリーをほとんどとらずに食欲を満たせます。1食でたくさん食べるよりも、複数回の食事に分けて取り入れるほうが効果的です。

■ 3.満足感が得られる

ポリポリとした歯ごたえが特徴のきゅうり。そしゃくによって満腹中枢が刺激されるため、歯ごたえのあるきゅうりをよくかんで食べることは、きちんと食事をした満足感につながります。また、食物繊維はおなかの中でふくらみ、食欲を落ち着かせたり、腸内環境を整えたりする働きがあります。

■ 4.熱中症予防に役立つ

きゅうりは水分が多い、夏が旬の野菜です。東洋医学ではきゅうりを食べると体を冷やす作用があるといわれています。そのため、暑い季節にきゅうりダイエットは持ってこい。きゅうりで水分補給をしつつ、体の熱をさますことで熱中症の予防に。ただし、むくみがちで、冷え性という方はきゅうりを生のまま食べると冷えが悪化することもあるので、加熱したきゅうりを食べるようにしましょう。そのほか、にんにくやしょうがと組み合わせるのも○。

■ 5.脂肪分解酵素「ホスホリパーゼ」

きゅうりには体の調子を整え、ダイエットにも効果があるという注目の成分「ホスホリパーゼ」が含まれています。ホスホリパーゼは脂質の代謝を促進するといわれている酵素で、コレステロールの抑制やデトックス効果などが期待できます。酵素は熱に弱いので、生のきゅうりを切ったり、たたいたり、すりおろしたりして食べるのがおすすめ。

監修/牧野直子(管理栄養士、料理研究家)(レタスクラブニュース)