木村拓哉『グランメゾン』で完全復活! 過去の大ヒット主演作品「続編」制作へ

2020年1月13日

週刊女性PRIME

 ソロとしてアルバムを発売し、話題をさらった木村拓哉(47)。昨年主演したドラマや映画も軒並み好評で、今年はそれらの続編制作が決定しているそう。好調ぶりの背景にあるものとは──。

サプライズ登場したキムタク

「新宿をご通行中のみなさん、木村拓哉です!(中略)最初は“できんのかな?”と思ってたんですけど、実際にできあがって、みなさんのお手元に届いたことをうれしく思っております」

 1月8日の午後3時半ちょうど、東京・新宿の街頭にある大型の電子看板『ユニカビジョン』で、キムタク本人が出演する“1度きり”のスペシャル映像が5分間放映された。同日に発売されたソロアルバム『Go with the Flow』の発売を記念しての街頭ビジョンジャックだったのだが─。

「いったい、僕はどこにいるでしょうか? みなさん後ろを振り返ってください!」

 映像のラストをそう締めくくると次の瞬間、『新宿ぺぺ広場』のバルコニーに本人がサプライズ登場し、観衆を大いに沸かせたのだった。

「まさか、木村さん本人が現場に足を運ぶなんて……。SMAPのころには考えられなかったことですよ! しかも、ほんの3分ほどの挨拶のためだったそうで、よほど今回のソロアルバムに力を入れている証拠なのでしょう。

 さらに、今年の元日から放映が始まった人気のスマートフォン用ゲームアプリ『白猫プロジェクト』のテレビCMに、木村さんのアルバム収録曲『NEW START』がタイアップしているんです。ゲーム内に登場する可愛いキャラクターたちは、クールな木村さんのイメージとだいぶギャップがあるので驚きました。CMに曲だけでのタイアップもかなり珍しいですし、最初は“同姓同名の声優さんが歌っているのでは?”なんて声もあがっていましたよ」(スポーツ紙記者)

 “天下のキムタク”のソロアルバムは、本人もジャニーズ事務所としても、並々ならぬ思いがあるに違いない。

 一方で、歌手活動だけではなく、俳優業でも好調の波が続いている。

キムタク神話が復活と話題に!

「木村さんが主演し、昨年末に放送終了したTBS系ドラマ『グランメゾン東京』最終回の視聴率は、16・4%と大健闘。1月4~5日に2夜連続で放送されたフジテレビ開局60周年記念ドラマ『教場』にも、木村さんが警察学校の厳格な教官役で主演しました。こちらも2日連続で視聴率が15%を超え、“キムタク神話が復活!”と話題になっていますよ」(テレビ誌編集者)

 この流れはとどまることはなく、むしろ今年加速していくようで──。

「今年の4月クールで、キムタク主演のテレビ朝日系ドラマ『BG~身辺警護人~』の続編放送が内定しています。昨年1月に公開され、大ヒットした映画『マスカレード・ホテル』も、ヒロイン役の長澤まさみさんのスケジュールが調整でき次第、続編の制作に入るそうです。

 長澤さんは今夏に主演ドラマが控えているようで、『マスカレード』の撮影はその後になるかと思います。今回の『教場』も高視聴率だったことから、早くもフジテレビ局内で映画化の話が浮上したと聞いています」(テレビ局関係者)

 順調な仕事ぶりではあるものの、冒頭での発言にもあったように、今回のソロアルバム発売には不安があったそう。

「SMAP元メンバーの中で唯一、ソロでの音楽活動を本格化させるように見え、SMAPファンから非難されることを危惧していたそうです。しかし、昨年9月にアルバムのリリースを発表した際、本人たちが考えていたよりも、世間からの反応がよかったんだとか。

 作品を歓迎する声を感じたことで自信もつき、今年2月に予定されている東京と大阪でのライブツアー会場に関しても、当初より大きな会場に変更したそうですよ」(芸能プロ関係者)

木村の追い風となった“戦友たち”とは……

 SMAP解散当時のキムタクは、世間から“裏切り者”というレッテルを貼られてしまったことも。しかし、ここ最近の活躍ぶりには目を見張るものがある。

 そのウラには“アノ戦友たち”が吹かせる追い風も影響していたようだ。

「昨年末から『新しい地図』の稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんが地上波のテレビ番組に、連日出演しています。それまではネット番組や雑誌などでの露出が主だったので、ファンからは驚きと喜びの声があがっていました。そのことに加え、香取さんが元日にソロアルバムを発売したことで、木村さんのソロでの音楽活動もいい意味で目立たなくなったのです。

 いずれにせよ、『新しい地図』の3人が地上波に復帰して活躍することで、木村さんに残る孤立した“負”のイメージが薄れていくのは間違いありません。かつての“絶頂期”が戻りつつある木村さんと、地上波に復帰した『地図』の3人に、今年は相乗効果が生まれるかもしれませんよ」(同・芸能プロ関係者)

 選んだ道は違えど、今後も両者は高め合っていく関係になるはず!