森七菜、SixTONES松村北斗と初共演で下調べも情報掴めず「世の中に松村北斗の情報がないってこと?」<ライアー×ライアー>

2021年1月20日

モデルプレス

SixTONESの松村北斗と女優の森七菜が20日、都内で行われたW主演を務める映画『ライアー×ライアー』(2月19日公開)の完成報告イベントに、共演の小関裕太、堀田真由、七五三掛龍也(Travis Japan/ジャニーズJr.)、メガホンをとった耶雲哉治監督とともに登壇した。

今作のオファーを受けた際、松村は「ラブコメとうかがっていたので、壁ドンとかドS台詞とか、正直僕にはできないな…って身構えてたんですけど、素直であれば素直なほどときめくような胸キュン要素のある作品だったのですごく安心しました。これならできるのかなと」といい、「もしかしたら普段もこうやって周りを胸キュンさせることができているのかもしれないと、松村北斗にすら希望を持てた。結構仏頂面だねって言われるんですけど、これからの松村に期待していただければ」と今後の新たな可能性に期待を呼びかけた。

一方、1人2役を演じた森は「頭がごちゃごちゃになりました。今どっちだっけ?って、髪の毛見て確認するみたいな。アドリブでも、透にこれは言っちゃいけない、これは言っていいんだ、と考えながら…」と混乱しながら撮影していたことを回顧。役のスイッチは「金髪」だったようで、「(金髪は)ちょっと背が高くなったような気分」と振り返った。

松村と森は今作が初共演。松村は「共演が決まる前から役者さんとして知っていて、共演したいと思いつつ、目の前でこれ(この芝居)をやられたら…お芝居したくないと思った」と当時の率直な心境を語ったが、「天才の方って素直じゃないというか、あまり表に感情を出さないようなイメージがあったんですけど、晴れてほしい取材の日に『私、晴れさせられるから!』って言って、晴れの儀式をしたんです。そしたらびっちり張っていたくもが割ったように晴れた」と森の“天才”エピソードを披露。「その後さぞ誇らしい顔をしてるだろうなと思ったら、太陽のほうを見ながら『あっちぃな~』って言ってて、なんて素直な方なんだろうと(笑)」と森の様子を明かすと、森は「あっちぃ~かったです(笑)」と茶目っ気たっぷりに返答。

そんな森は「いつも事前情報は調べていくんですけど、弟役なので最初はどういう人なんだろうと思って調べても、どういう人かわからなくて…」と松村の情報は習得できなかったようで、松村は「世の中に松村北斗の情報がないってこと?(笑)」とツッコミ。森は「クールなイメージを持っていたので、アドリブで両手で手を振るシーンがあった時は、台本になかったので『あ、こういうこともできちゃうんだ』って」と松村の意外な一面に驚いたことを明かし、松村は完全に役に入りきっていたというが、そのアドリブに森がキュンとしたことを知ると「じゃあ、今日の帰りは皆さんに両手で手を振って帰りたいと思います」と返して笑いを誘った。

◆松村北斗&森七菜W主演「ライアー×ライアー」

原作は、累計発行部数190万部を突破し、2012年度「このマンガがすごい!オンナ編」にランクイン、2015年には第39回講談社漫画賞・少女部門にもノミネートされた金田一蓮十郎の人気コミック「ライアー×ライアー」(講談社「KCデザート」刊)。ウソから始まる不思議なラブストーリーとして、多くの女性読者の心を掴んだ作品を映画化。

女子高生姿の義姉・湊を別人のみなだと信じてベタ惚れしてしまい、“女癖の悪いクール系モテ男”の顔と、“とことん一途な甘々男子”の顔を演じ分け、そのツンとデレのギャップで全女子を沼に突き落とす透を松村、“潔癖症の地味系女子大生・湊”と、“JK&ギャルメイク・みな”として透に一目惚れされてしまうキャラクターを森が演じる。(modelpress編集部)