直々の営業が功を奏した? 仕事量で差が出そうな“タッキー派”とそれ以外のグループ

2020年6月28日

リアルライブ

 ジャニーズJr.の6人組グループ「美 少年」のメンバー全員が主演を務める連続ドラマ「真夏の少年~19452020」が、テレビ朝日系で7月にスタート予定であることを各スポーツ紙などが報じた。

 とある高校を舞台にした青春ヒューマンコメディー。舞台は関東にある某地方都市のベッドタウン。そこで暮らすメンバーが演じる高校生たちが、ある日、終戦間際の大宮島(現在のグアム島)からタイムスリップしてきた軍人と出会うところから物語はスタート。それぞれに事情を抱えた高校生たちのひと夏の成長を描くという。グループ全員で連ドラに出演するのは今回が初となる。

 「放送されるドラマ枠はジャニーズの御用達ともいえるだけに、ブッキングするのはそう難しくはなかったはず。とはいえ、まだまだ世間的にメンバーたちの名前は知られていない。視聴率はかなり苦戦するのでは」(テレビ局関係者)

 ジャニーズJr.のメンバーたちで構成された「美 少年」は、ジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長の直轄案件。
 「滝沢氏はスーツ姿でテレビ局やレコード会社に営業に出向いている。将来のジャニーズの社長候補である滝沢氏に頭を下げられたら断れるはずがない」(同)

 今年1月にはJr.のメンバーで構成された音楽ユニット「SixTONES」と「Snow Man」を同日にCDデビューさせたが、プッシュの仕方からして次のCDデビューは「美 少年」になりそう。 

 その一方で“タッキー派”ではない一部のグループは苦境に立たされているというのだ。
 「年配メンバーのグループは仕事は安定しているが、ジャニーズWEST、A.B.C-Zらはいわゆる“かじ取り役”の人がいないので今後の方向性が定まらない。なので、グループとしての仕事はこれ以上増えないだろう」(芸能記者)

 さすがに滝沢副社長もJr.以外のグループの面倒を見ている余裕はなさそうだ。