2020年12月10日
日刊ゲンダイDIGITAL
コロナ禍でジャニーズアーティストのイベントも中止・延期に見舞われた。そんななか、ファンの間で囁かれるのが、グループのアニバーサリーや節目にバッドニュースが起こるというルールだ。
東山紀之(54)の主演舞台「チョコレートドーナツ」も開幕前日の6日に関係者3名に感染が判明し、16日まで公演中止に。東山の所属グループ・少年隊は今年、デビュー35周年の節目にあたるが、舞台がつまずいているほか少年隊としても3ショットを披露することなく、今年の大晦日で錦織一清(55)と植草克秀(54)はひっそりと退所。デビュー日の12月12日にベストアルバム「少年隊 35th Anniversary BEST」をリリースするのみだ。「解散」の言葉はあえて使わず、グループ名は存続。ジャニーズに残留する東山が、屋号を受け持つ形になりそうだ。
また、先月デビュー40周年で最年長の近藤真彦(56)の不倫が明るみになった。12日発売の「週刊文春」が報じたもので、17日にジャニーズが無期限の芸能活動自粛処分を発表。これを受けて2日に出演予定だった「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)の出演は見送りとなり、11日と12日に予定されていた40周年ツアーの最終公演も中止となった。
山下智久(35)のお泊り報道&退所も。山下にとって今年は、KAT-TUNの亀梨和也(34)と大ヒットドラマ「野ブタ。をプロデュース」(日本テレビ系)での共演を機に結成したデュオ「修二と彰」から15年の節目に当たる。「亀と山P」に改称し、4月に1stアルバムをリリース、5月から6月にかけてコンサートツアーを開催する予定だったが、お泊り報道の謹慎からそのまま10月いっぱいで退所。メディアが「退所済み」と報じたのは退所から10日後のことで、山下は海外作品に出演するためにすでに日本を離れているという後味の悪さを残した。
来年の10周年に向けてアニバーサリー期間に突入していたSexy Zone(セクゾ)も、最年少のマリウス葉(20)が体調不良で活動休止を発表。18年11月からパニック障害のため休養していた松島聡(23)が8月に復帰していたが、ふたたび4人体制に逆戻りし節目イヤーを迎えることになる。
節目を彩ったバッドニュースの数々……活動が大幅に制限されたなかでも、ジャニーズは話題に事欠かないということか。