五輪選手村のベッドなど公開 段ボール素材で環境に配慮

2020年1月9日

朝日新聞デジタル

 東京五輪・パラリンピックの選手村(東京都中央区晴海5丁目)の概要について、大会組織委員会が9日、発表した。

 開村日は五輪が開会式10日前の7月14日で、パラリンピックは1週間前の8月18日。選手村の敷地面積は44ヘクタール。

 宿泊棟(21棟3850戸)は4街区からなり、五輪は約1万8千人、パラリンピックは約8千人の選手や役員が滞在。一部屋あたりのベッド数は最大で二つで、1月から家具などの備品搬入が始まる。組織委はこの日、クローゼットやベッド、椅子などの家具を公開。ベッドフレームは環境に配慮し、段ボール素材でつくられている。全体を藍色を基調に装飾する。

 静岡県伊豆市で行う自転車競技と、神奈川県の江の島であるセーリング競技の選手村は分村するため、ラフォーレ修善寺(伊豆市)と大磯プリンスホテル(神奈川県大磯町)を使う。

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