2020年4月21日
ココカラネクスト
みなさんは一晩中ぐっすりと眠れていますか?常に夜更かしをする方や、眠る時間がいつも不規則な方は、それが肥満の原因になっているかもしれません。
ここでは、「眠ること」と「痩せること」には深い関わりがあるということをご紹介します。
睡眠時間よりも「就寝時間」が重要
「寝る子は育つ」は誰もが知っていることわざですが、これは大人にもあてはまることはご存知でしたか?現代人は自分の時間を確保したい、不規則な仕事をしている、という理由から睡眠時間を後回しにする傾向があります。一般的には6~9時間ほど眠れば体調を崩さないと言われていますが、痩せたいと考えている方は睡眠時間ではなく「就寝時間」に着目することをおススメします。要は、夜更かしせずに早く眠ることが大切なのです。
睡眠時間でダイエット!?
何時に眠るかでダイエットの質は大きく変わってくると言われています。
これは私たちの体の中に分泌される「痩せホルモン」とも呼ばれる成長ホルモンが関わってきます。成長ホルモンは夜10時~深夜2時くらいまでの時間に一番分泌されると言われています。
分泌された成長ホルモンにより代謝が高まり、脂肪燃焼が進みます。就寝中は体も安静状態が保たれ、体内の臓器は省力モードで動きます。
そのため、代謝のためのエネルギーが脂肪燃焼に使われやすくなり、眠っているだけで痩せやすい体に傾いていくのです。
もちろん、ぐっすり眠ることも重要。質の良い眠りを続けることが痩せやすい体づくりへの第一歩です!
睡眠時の御法度!やってはいけない3つのこと
1.睡眠前の飲食
就寝2時間前の飲食は胃腸の活動が活発になり、寝つきが悪くなる原因になります。また、食事を取ることで体温が上がり、脳が活性化してしまいます。特に、眠る前にコーヒーやお酒を飲むことはおススメしません。
2.入眠・起床時間が不規則
仕事上で不規則な毎日が続くのは仕方のないことですが、毎日眠る時間が違うというのは考えものです。寝付けない、眠気が来ないという場合でもできるだけ決まった時間にベッドに入るようにしましょう。ベッドに入る時間を決めるだけでも自律神経のバランスが整えられホルモンの分泌が促されるようになります。
3.明るい部屋で眠る・寝る前のスマホ
睡眠時に分泌されるホルモンは明るい部屋では分泌されにくい傾向にあるようです。就寝時間を早めても「明るい部屋で眠っている」という方は痩せタイミングを逃してしまっているかもしれません。可能なら遮光カーテンを採用するなどできるだけ部屋を暗くして眠りましょう。また、スマホの光もホルモンの分泌を妨げると言われています。布団に入ったら使わないことをおススメします。
身体のためにも睡眠はしっかりと!
「眠っている時間に痩せる」という知識を持って生活すると、規則正しい毎日が生まれます。規則正しい生活を送るだけでも、体がだんだん痩せやすい体質へと変わり、肥満やその他の生活習慣病への不安も解消されていくことでしょう。痩せたいと思ったら、まずは自分の睡眠を見直し、正しい睡眠を心がけるようにしましょう!
[記事提供:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン (http://how.rizap.jp/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。