正月に“4キロ太った”ヨガ講師、正月太りの原因&対策を発見

2020年1月3日

女子SPA!

 こんにちは。ヨガインストラクターの高木沙織です。

「ヨガのインストラクターをしていたら、“正月太り”なんてしないよね?」とよく聞かれますが、声を大にしてこう答えます。します! それも、人並み以上に!

 もしかしたらほかのインストラクターはしないのかもしれませんが、筆者の場合は余裕で正月太りをします。2019年1月は4kgほど増量していましたし。

 思い起こせば去年の年末年始はこんな生活を送っていたので、ドーンと増量するわけです。さっそく太った原因4つを紹介していきます。

◆①トレーニングをやめたら食事の量が増えた

 ヨガのレッスンで生徒さんのお見本になるのもインストラクターの仕事です。なので、体作りのためのトレーニングをせっせと欠かさずにおこなっていた筆者。加えて、レッスンでは話しながらポーズをキープしたり動いたりもするため、自然と胴体部分・体幹が強くなりお腹まわりはカッチコチ。

 すると、意識をしていなくても食べる量が減るんです。というか、コルセットで締め付けられていてお腹に入りきらないという感覚に近いかもしれません。もちろん、個人差はありますが。

 では、前回の年末年始は……?

 理由は覚えていませんが、休みに入った途端にトレーニングをやめました。1~2日ほどは食べる量に変化はありませんでしたが、3日めあたりからでしょうか。「あれ、すごくたくさん食べられる」と感じ、そこからはお腹いっぱいの基準が変わっていきました。運動量が減って、食べる量が増えたら体重が増えるのは当然ですよね。

 トレーニングを再開してからは徐々に食べる量が落ち着いたので、今年は1日2分のプランクは継続していくつもりです。

◆②自撮りをしなくなった

 ヨガスタジオで必ずおこなうようにしていることのひとつが、体のラインが出るヨガウェアで自撮りをすること。自分の姿を客観的に見て、記録して、トレーニングへの意識を高めるためです。……が、お休み期間はそれもしなくなり、お風呂に入るときにチラッと鏡を見る程度。

「腰まわりがひとまわり大きくなった気がする」と感じ、体重を測ってみたら4kg増だったというわけ。

 スタジオで自撮りができなくても、自宅の全身鏡の前に立って体をチェックすることは毎日できますよね。大幅に体型が崩れてから焦ることのないように、今回の年末年始は欠かさずに自撮りを行おうと思います。

◆③ゆったりニット&ロングスカートにハマった

 ファッションで言うと、ゆったりとしたボリュームニットとフワッとしたロングスカートにハマっていました。もちろん、このファッションがNGというわけではありませんよ。

 ただ、筆者の場合、仕事でお腹を出したりピタッとしたレギンスを履いたりする機会が多く、普段着は露出が少なく、かつ締め付けがないリラックスしたファッションに強く惹かれるのです。そして、その快適さから「なんて体が楽なんだ」と、毎日のようにゆったりとしたファッションで過ごしていたら、体もゆったりと成長しました。

 ニットワンピースのようなボディラインは出るけれど、締め付けが少ないファッションを取り入れていくと緊張感のある体を保てそうですよね。

◆④「今日くらいいいよね」、が口癖になった

 年末年始の休みって、一年間頑張ってきたご褒美のように感じますよね。それゆえ、「今日くらい〇〇食べてもいいよね」「今日くらいゴロゴロしてもいいよね」など、自分を甘やかし続けて過ごすことが癖になっていました。

 一度楽を覚えると、そこから戻るのは簡単ではありません。なので、仕事は休みでも最終日までご褒美を与え続けない! これができたら……、きっと正月太りが深刻化したり長引いたりしないはず。「私の休みは○日まで(仕事が始まる2~3日前とか)!」、と頭の中で決めてしまうとよいかも。

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 今回は、筆者が経験した正月太りの原因についてお話ししました。休みに入る年末から、仕事が始まってしばらく経った1月のあいだはぷっくりとしていましたね。

「ヨガの先生も正月太りってするんだ」、くらいの気持ちで読んでいただけたら幸いです。

<文/高木沙織>

【高木沙織】
美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Blog、Instagram:@saori_takagi

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