新型コロナウイルス拡大で浮上したファンも喜ぶ「嵐の活動延期」説。

2020年3月6日

週刊実話


 嵐ファンにとって朗報が舞い込んで来た。中居正広の独立騒動に続き、テレビ関係者の関心を集めているのが嵐に関するサプライズ情報だ。2020年12月31日をもって活動休止を発表した嵐だが、今になって「延期説」が取り沙汰されているのだ。

 一連の根拠となっているのが新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ジャニーズ事務所の緊急対応。4月に予定していた嵐の中国・北京コンサート、最近は2月から3月のSixTONESやNEWS、Kis-My-Ft2の舞祭組、堂本光一らの公演中止などを発表した。そんな現状下、改めて注目を集めているのが、5月に新国立競技場で開催予定だった嵐のコンサートや9月から予定されている『嵐ファイナル・サンクス・ツアー』だ。

「現在、ジャニーズは延期及び中止案を真剣に検討している。いずれにせよ、新型コロナ次第ですよ」(芸能プロ関係者)

 そうした中、国際オリンピック委員会(IOC)で1978年から委員を務め、最古参のディック・パウンド氏(カナダ)から衝撃発言が飛び出した。東京五輪に関して、まさかの1年延期説について言及したのだ。

「いまだに収束しない新型コロナウイルスに対し、苛立ちを持っているんです。日本政府は国を挙げて中国が発表した4月沈静化説を支持し、東京五輪開催を進めているが、アメリカやヨーロッパ諸国の先進国、さらにはお隣の韓国でさえも『無理なのでは…』という考えを持っている。状況を考えれば“新型コロナウイルスがパンデミック化するのは時間の問題”とIOCサイドも考えているんです」(永田町関係者)

 ジャニーズを率いる滝沢秀明副社長は、ファンの存在を第一に考える御仁。

「今のジャニーズがあるのは、ファンあってのもの。万が一、コンサートに来たファンの間で新型コロナ感染したら申し開きできませんからね」(前出・芸能プロ関係者)

 仮にコンサートが中止になった場合、ジャニーズ事務所はばく大な損失を被るという。

「実は、一連の嵐ファイナルコンサートツアーで数百億円の売り上げを見込んでいるんです。コンサートの売り上げ、グッズ、さらにNetflix限定で配信するライブビューイングなどを合わせると、物凄い額になる。それが新型コロナでぶっ飛んだらジャニーズの売り上げは激減してしまう。だったらファンのためにも、売り上げのためにも、非難をされることを覚悟して、嵐の活動休止を『1年延期させよう』と言う声が事務所内に浮上しているんです」(ジャニーズ事情通)

 嵐の“進路”は新型コロナが握っている。