2020年2月27日
ココカラネクスト
[記事提供:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」(https://sharedine.me/)]
みなさん、パプリカってわかりますか?
スーパーで見かける、あの赤いピーマンのことです。
一見、「どんな料理に使ったらいいんだろう?」って思いませんか?
しかし、このパプリカ、本当に使える、優秀な食材なんです。
パプリカってなに?
パプリカとは、唐辛子の総称ですが、スーパーで見かけるものは、大型(100g以上)で肉厚のピーマン。
色は、緑、赤、黄、オレンジ、紫、黒、白があるそうです!!
(紫とか黒、白なんて、なかなか普段見かけないですよね・・・!)
パプリカは、普通のピーマンに比べて、肉厚でジューシーな食感があり、甘く爽やかな味わいです。
飲食店などで、サラダに入っていることがありますよね。
生食はもちろん、煮込み料理・マリネにすることもできます。
特に、南欧料理には欠かせない野菜だとか。
驚くほど高い、パプリカの栄養価
パプリカは、ピーマンの仲間ですが、品種が異なります。
ビタミンC,E,Aなどが豊富で、ピーマンと比べてもビタミンCは約2倍、カロテンは約7倍もあるんです。
すごいですねこれは・・・
カロテンは、脂溶性ビタミンなので、油を使うことで吸収率が高まります。
ちなみに、私はこの前、赤パプリカを切って、油で炒め、オイスターソースだけで味付けをしました。
食材はパプリカしか使っていないのに、想像以上の美味しさでした。
パプリカを選ぶコツ。保存性にも優れている
店頭で選ぶ時は、皮にハリとつやがあるものを選びましょう。
表面にシワのあるものは、鮮度が落ちています。
保存性も高く、長持ちします。
冷蔵庫に1週間くらい入れておいても、問題なく使えます。
赤パプリカと、黄パプリカ。選ぶならどっち?
鮮やかな彩りを加えるために、どちらも入れてもいいと思いますが(例えば酢豚に入れてカラフルに)、実は赤パプリカの方が栄養価が高いのです。
黄パプリカに含まれるβカロテンは200μgに対し、赤パプリカは、1100μgです。(5倍以上)
ちなみに、同じ量のトマトと比較しても、ビタミンCやE、食物繊維も、赤パプリカの方がたくさん含まれています。
赤いトマトもいいですが、こうやってみると、なんだか赤パプリカが魅力的に思えてきますね。
赤パプリカと黄パプリカを食べ比べてみた
生の状態で、食べ比べをして見ました。
食感は、どちらも同じような感じですが、若干、赤パプリカの方が、甘みが強い感じがしました。
茹でなくても、生の状態で薄切りにし、和え物にすぐに使えるので非常に使いやすい野菜ですね。
いかがでしたか?
野菜コーナーで、何を買おうか迷った時、「最近野菜食べてないな、栄養不足かも」と感じたら、パプリカ…中でも赤パプリカを買ってみてくださいね!
[記事提供:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」(https://sharedine.me/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。