2020年6月21日
ココカラネクスト
ストレス社会と言われる日本では、なかなか寝付けない・寝ても疲れが取れないなどの睡眠についての悩みを持つ女性が多くいるとされています。今回は、寝る前におすすめの快眠効果を期待できるストレッチ法をご紹介します。
身体が凝り固まると「睡眠の質」は低下する?
仕事をしたりスマホを見たりなど、何気ない日々の行動の中で私たちの身体は知らず知らずのうちに「ストレス」を受けています。そうした生活の中で受けたストレスは体中の筋肉を緊張させ、ひどくなると肩凝りや腰痛など、痛みを伴う「凝り」が発生します。たとえ、痛みを感じるほど筋肉が凝り固まっていなかったとしても身体が緊張状態のまま睡眠に入ると、前日溜まった老廃物や凝りがそのまま翌日に引き継がれてしまい、結果として良い目覚めを迎えづらくなってしまうのです。
快眠のためのストレッチ「上半身」編
上半身のストレッチをするなら、腰から上の面積の広い背中周りを中心にほぐしてあげられれば、寝る前の短時間でも快眠効果が期待できるとされています。
方法は、正座をしている状態から両手と頭をぐーっと前に伸ばし、猫が伸びをする時のように背中を伸ばしましょう。
また、同じく背中の凝りをほぐすストレッチとして、うつぶせで寝ている状態から手を床について、上体だけを反り上がらせるストレッチも有効。
これら2つのストレッチを寝る前にすれば、上半身の血行が良くなってくるのを感じられるはずです。
快眠のためのストレッチ「下半身」編
立ち仕事やデスクワークなどで、日中は下半身にも多くの疲労が溜まってしまいがち。特に、女性の場合は下半身に負担が掛かると骨盤が正しい位置からずれやすく、そうなると猫背やぽっこりお腹の原因にもなってしまいます。
そのような状態で眠りに入らないために、寝る前につま先を動かすだけの簡単ストレッチを行ってみましょう。
まず、両手を肩より後ろの位置に付き、上体を支えながら両足を伸ばして座り、力を抜きます。両足のかかとを付けた状態で、つま先だけを外側に向かって「開く」、内側に向かって「閉じる」を繰り返し、つま先を軽くトントンとぶつけ合うイメージで行いましょう。これは骨盤矯正の効果があると同時にリラックス効果を得やすいストレッチなので、その後の睡眠が快眠へと導かれやすくなりますよ。
まとめ
いかがでしたか? 寝る前に行う少しのストレッチで快眠が手に入るなら試してみない手はありませんよね。今回ご紹介したストレッチは、すべて行っても10分かからないほど。手軽に行えます。是非この機会に睡眠の質を高められるよう、寝る前のストレッチ習慣を身につけてみませんか。
[記事提供:HOWZAP 【ハウザップ】 ライザップが運営するボディメイク情報マガジン (http://how.rizap.jp/)]
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