2020年2月26日
文春オンライン
2月21日、中居正広(47)が退所を発表したジャニーズ事務所。一昨年に関ジャニ∞渋谷すばる、昨年に錦戸亮ら所属タレントの退所が続いているが、TOKIOの長瀬智也(41)が、2021年春以降に退所する意向をすでにジャニーズ事務所に伝えていることが「週刊文春」の取材で分かった。
2018年、不祥事を起こした山口達也(48)が退所して以来、TOKIOは音楽活動を休止している。
「昨年はデビューから25年の節目の年だったが、新曲の発表やライブを行えないままメモリアルイヤーを終えました。メインボーカルで、作詞・作曲まで手がける長瀬は、ジャニーズの中でも人一倍音楽活動へのこだわりが強い。事務所の姿勢に不満を募らせる長瀬は、すでにジャニーズ側に退所の意向を伝えています。来年1月スタートの連続ドラマに主演が内定しているため、退所は4月以降になると聞いています」(レコード会社幹部)
2月25日の深夜、都内アパレルショップから出てきた長瀬を直撃した。退所について尋ねると、「そんなことないです。インターネット(の情報)とかでしょ」といったんは否定したものの、様々な証言を得ている旨を伝えると苦渋の表情を浮かべ、次のように答えた。
「あ、そうなの……。ちょっと今、俺には答えられないから、ごめんね」
――1人で歌いたい気持ちは?
「それもちょっと言えない」
――ファンも心配している。
「まあねえ……」
――TOKIOの音楽活動再開の時期は?
「それもちょっとぼくがお答えできる感じじゃない」
ジャニーズ事務所に長瀬の退所について尋ねたが、期日までに回答はなかった。2月27日(木)発売の「週刊文春」では、長瀬への直撃取材だけでなく、中居が事務所を退所するに至った真相、背景にあった中居とキムタクとの確執、中居の「新しい地図」への思いなどについて4ページにわたって詳報している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年3月5日号)