2021年4月26日
乗りものニュース
いままで地下通路が微妙に迂回していました。
西武新宿駅に直結する地下通路を新設へ
新宿に接続する各路線のなかでも少し離れた位置にある西武新宿駅と、東京メトロ丸ノ内線新宿駅を直結する新たな地下通路ができる見込みです。
西武鉄道は2021年4月26日(月)、西武新宿駅と地下街「新宿サブナード」「メトロプロムナード」を結ぶ新しい地下通路の整備について、新宿区により「新宿駅北東部地下通路線」の都市計画手続きが開始されたことを受け、その事業予定者として都市計画決定後の早期実現に向けた具体的な検討や関係者間の協議を進めていくと発表しました。
丸ノ内線新宿駅がある「メトロプロムナード」は、新宿駅東口前の新宿通り直下、「新宿サブナード」はその北側、靖国通り直下の地下街です。両者はすでに地下通路でつながっていますが、今回、JR線に沿う形で約140mの地下通路を新設するとのこと。
これにより、地下のみで移動した場合の西武新宿駅(地下階出入口)~メトロプロムナード間の所要時間は、約11分から約5分に短縮されるそうです。
今回の通路新設は、東京都と新宿区が策定した拠点再整備方針「新宿グランドターミナル」構想の一環。新宿周辺の地下に点在する各線の拠点をつなげるべく、このほかにも新たな地下通路の整備が予定されています。