2021年3月5日
Smart FLASH
3月5日、警視庁綾瀬署から衝撃の “ストーカー事件” が発表された。被害者は、ジャニーズの人気グループ「関ジャニ∞」のメンバー・横山裕(39)……本人ではなく、なんとその男性マネージャー(26)だった。
3月4日に逮捕されたのは、東京都品川区の女性会社員・柴田愛花容疑者(28)で、東京・港区にあるテレビ東京の地下駐車場で被害者を待ち伏せした疑い。容疑者は「関ジャニの村上(信五)くんに会いに行っただけ」と、容疑を一部否認している。なぜ、タレントではなく、マネージャーが狙われたのか。ある芸能関係者が、こう語る。
「ジャニーズ事務所のマネージャーは、イケメンが多いんです。以前、ジャニーズ所属のある大物タレントが『俺よりマネージャーのほうがモテるよ』と笑いながら言っていました。所属していたタレントがマネージャーに転向するケースもあり、『タレント時代からのファンが追っかけを続けている』とも聞きます」
じつはマネージャーがファンに狙われるケースは、「本人が元タレントだったから」という理由に限ったことではない。女性人気の高いある男性歌手Aの、元マネージャーが実体験を明かした。
「地方公演でのことです。ホテルに戻ると突然、ロビーで女性が駆け寄ってきて、『Aさんのマネージャーですよね? よかったら……』と声をかけられ、封筒を押しつけられました。中身をみたら、現金数万円と手紙、連絡先の書かれたメモが入っていて。手紙には、こう書かれていました。
『Aさんの移動の日程、時間、交通手段など、スケジュールを教えていただければ、その都度、この金額をお支払いします』
もちろん、その封筒はご返却したのですが、とくに地方公演では特定のホテルでの宿泊になりがちで、“追っかけ” のファンのみなさんがロビーに集合してしまうんです」
こうしたファンからの干渉は、地方公演だけでなく、日常的にあったという。
「仕事が終わると、事務所が契約をしている駐車場に車を戻して自宅に帰るのですが、駐車場にファンの女性が待ち伏せをされていて、『お疲れ様』と “差し入れ” を渡されたこともあります。
事務所から、タレントのファンとの接触を禁止されていましたので、そうした場合はお断りしていました。また、『何かあったら、すぐ報告するように』と言われていましたので、接触が過剰な人は顔写真や特徴などを “ブラックリスト” にまとめて、スタッフ間で共有していました」
また、こんな “恐怖体験” をしたことも……。
「自宅のポストに、『コンサートをやっていたほうが金になるよな? でも、Aをもっとテレビに出せ!』や『マネージャーを変えろ』と、脅迫に近い手紙が入っていたことがありました。
それから、自宅近くのコンビニで、有名な追っかけファンの女性に会ったこともあります。偶然ご近所だったのかもしれませんが、にこやかな顔で『明日、何時出発ですか?』と言われ、心底ゾッとしました」(前出・歌手Aの元マネージャー)
これを機に、タレントの応援にも “ソーシャルディスタンス” を見直してみては。