パンダの赤ちゃん、名前は楓浜(ふうひん)に…主婦「響きがかわいい」

2021年3月18日

読売新聞オンライン

 和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」で、昨年11月に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃん(雌)の名前が「楓浜(ふうひん)」に決まった。

 園内で18日に「命名式」があり、来園者の前で、書家が名前を揮毫(きごう)した。

 昨年12月から今年2月まで名前を公募。約11万通から、楓浜と「光浜(こうひん)」「咲浜(しょうひん)」の三つに絞り、決選投票で楓浜が最多の票を集めた。誕生した季節にちなみ、「秋に美しく色づく楓(かえで)のように成長してほしい」との意味があるという。

 命名式では、大型スクリーンで赤ちゃんの様子を生中継し、和歌山市出身の書家・北原美麗さんが180センチ四方の紙に大型の筆で豪快に墨書。楓浜に投票した大阪府泉佐野市の主婦(26)は「響きがかわいい。みんなに愛されて育ってほしい」と話した。

 同園で生まれ育ったパンダの名前にはすべて「浜」がつけられ、楓浜が17頭目。