2021年1月21日
日テレNEWS24
記録的なサンマの不漁で価格が上昇し、サンマの缶詰が順次、値上がりします。
マルハニチロは「さんま蒲焼」などサンマの缶詰4品目を、4月から、それぞれ一缶あたり30円値上げします。サンマの不漁で調達価格が大幅に高騰し、生産コストの上昇が続いていることが原因です。2年連続の値上げとなります。
また、同様に水産食品を扱う「極洋」も、サンマを使用した缶詰を値上げする予定です。さらに日本水産も、2月1日からサンマの蒲焼きの缶詰について、卸売業者に販売する価格を16%値上げします。
漁業者の業界団体によりますと、去年、国内の港でのサンマの水揚げ量は、2018年の4分の1ほどに減少し、過去最低となっています。