今年いっぱいで活動休止の嵐、残す大舞台へ 「もうすぐ見納めになってしまう」「最後見届けたい」

2020年12月29日

iza(イザ!)

 アイドルグループ、嵐が今年いっぱいで活動を休止する。2020年をもって活動を休止することを発表し、日本中に激震が走ったのはおよそ2年前、2019年1月27日のことだ。そして、いよいよ活動休止まで残すところ3日となった。

 休止前、ラスト1年となる今年は当初、「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」を務めたり、国立競技場で観客を招き単独ライブ「アラフェス 2020 at 国立競技場」を行うといった、華々しい舞台が用意されていた。しかし、新型コロナウイルスの影響で東京五輪は延期となり、「アラフェス」も開催時期を延期し、無観客でオンライン配信という形になった。

 コロナ禍は彼らの活動にも大きな打撃を与えたが、13の企業が参加した「HELLO NEW DREAM.PROJECT」など、話題を集めた企画もあり、ラストイヤーにふさわしい活躍ぶりを見せた嵐。そして、今年もあと3日となった29日、残すところの大舞台は30日の「第62回 輝く!日本レコード大賞」(TBS系)、大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」、そして配信生ライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」となった。

 30日の「日本レコード大賞」では今年新設された「特別栄誉賞」を受賞。TBS系で生放送される番組にも出演する。嵐が同番組に出演するのは初めてで、所属するジャニーズ事務所のタレントの受賞者による歌唱は近藤真彦以来10年ぶりとなる。

 嵐が受賞した「特別栄誉賞」は日本レコード大賞実行委員会によって、長年にわたる活躍で広く大衆の支持を得て、音楽文化の発展に多大な貢献をもたらした人物に贈られる賞として新設されたものだ。当日、どのようなパフォーマンスを披露するのか期待されている。

 そして、31日の「NHK紅白歌合戦」では、「嵐×紅白 2020スペシャルメドレー」を披露。また、NHK2020ソング「カイト」を歌うことも決まっており、番組公式サイトで、嵐の歌唱シーンで使用する「カイト」歌唱動画を視聴者から募集していた。

 31日午後8時からは生配信ライブも行う。こちらは特設サイトも作り、「みんなで準備だ!TV」と題してライブをより楽しむための準備をメンバー5人が紹介してきた。活動休止前の単独ライブで、どんなステージを繰り広げるのか注目されている。

 休止発表の際もネットには衝撃が走ったが、会見では「2年間でできるだけファンのみなさんを楽しませる」(大野智)などと、残りの時間を楽しくファンと共有していくことを誓っており、ファンたちも「まだ2年ある」などと前向きに受け止めていた。

 今年の終わりが近づくに連れて、ネットでは「嵐もうすぐかあ…」「もうすぐ嵐も見納めになってしまう」といった声が広がっており、いよいよだと受け止めるファンの声が散見される。「嵐の最後見届けたい」「さみしいけど、最後まで見守りましょう」などと、休止前の晴れ舞台をしっかりと目に焼き付けたいと前を向く投稿も少なくない。

 また、来年以降の個人での活動について「来年以降ドラマ、舞台でのご活躍と、たまにバラエティーでお茶目な一面を見せてくれることを期待しています」などと応援するファンも。大野智については、来年から芸能活動を休止することが決まっているが、大野に向けては「来年からは、自分のやりたいこと、進みたい道を行くことが出来ますように」「来年は大野くんらしく過ごしてね」などと惜しまれつつもねぎらいの言葉が送られている。

 国民的グループとして、多くのファンに愛されてきた嵐。休止前の大舞台ではどのようなパフォーマンスを見せ、どのような言葉がメンバーの口から語られるのだろうか。

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