「嵐」活動休止へカウントダウン…メンバーの2021年には「明と暗」が

2020年12月29日

日刊ゲンダイDIGITAL

 国民的アイドルグループ・嵐の活動休止がいよいよカウントダウンだ。

「嵐の冠番組『嵐にしやがれ』を持つ日本テレビは26日、『VS嵐』を抱えるフジテレビは24日にそれぞれ4時間超えとなる大特番を放送し最終回を迎えました。いまやメンバーの思いは大みそかに配信されるラストコンサートのみ。とりあえずこのコンサートで燃え尽きようとジャニーズ事務所は総力を挙げている」(芸能プロ関係者)

 そうしたなか、早速、話題になっているのが嵐メンバーの“今後”。なかでも一番の出世頭といわれているのが櫻井翔(38)だ。

「『嵐にしやがれ』の後枠番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』のMCに抜擢された。『ラグビー』のキャスターも引き続き継続する。しかし、何と言っても目玉は『news zero』の全曜日キャスターに昇格するという話。有働由美子との二人三脚で番組を盛り上げていくことになる。櫻井は日テレから年に3億円以上の収入を得る計算になります」(事情通)

 櫻井を巡っては、ゆくゆくは政界進出も取り沙汰されているという。

「小泉進次郎とは兄の孝太郎を通じ旧知の間柄。櫻井の父親は元総務省のキャリア。自民党とのパイプも強いので、ない話ではありません」(前出の事情通)

 櫻井同様、日テレに庇護されることになるのが相葉雅紀(38)と二宮和也(37)の2人。

「相葉は唯一のGP(ゴールデン・プライム)帯レギュラー番組『I LOVE みんなのどうぶつ園』を抱えている。ギャラも1本当たり200万超え。『相葉マナブ』(テレビ朝日)もあるが、日テレはゴールデンなので番組の格としては、日テレの方が上なんです」(番組関係者)

 二宮も日テレのある東京・汐留には足を向けて寝られない。

「唯一のレギュラー番組『ニノさん』は来年4月からGP帯に昇格。二宮の悲願と言ってもいい。ギャラも1本あたり200万超えといわれています」(放送作家)

 意外だが、いまだ単体のレギュラー番組が決まっていないのが松本潤(37)。そもそもバラエティー番組に対し興味を示さず、俳優志向といわれていたのだが……。

「確かに松本はドラマや映画などを中心に俳優として活動を継続していく。しかし、空いた時間はジャニーズの後輩育成のために講師となりレッスンを受け持つというんです。なんでも滝沢秀明副社長から直々にオファーを受けたと聞いています」(芸能プロ関係者)

 そんな松本はジャニーズ事務所において次期幹部候補生の道を歩み始めると囁かれている。

「近藤真彦が不倫で自滅した今、幹部は東山紀之のみ。その後を木村拓哉が幹部見習というポジションについた。松本は木村の次という序列になる」(前出の芸能プロ関係者)

 リーダーの大野智(40)は、公表していた通り芸能活動を完全に休止。そのまま引退というのが大方の業界関係者の見方。宮古島に移住し、釣りをしながらアーティスト活動に力を注ぐことになりそうで、残念ながらメンバーの相葉がこだわっていた嵐の再結成話は相当、ハードルの高い話になるという。

■再結成は絶望的

「現在の大野にその気は全くありません。折を見てジャニーズのスタッフが説得するでしょうが、大野は最低3年は好きなことをしたいと公言している。しかも、3年の間に櫻井、相葉、松本、そして大野も所帯持ちになる可能性が高い。その状態で再結成はやはり厳しいと言わざるを得えません」(ワイドショー関係者) やはり嵐の勇姿は大みそかのラストコンサートで見納めになりそうだ。

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