A.B.C―Z 河合“有言実行”キムタクギターで「夜空ノムコウ」披露「いつか一緒に」

2020年12月27日

スポニチアネックス

 ジャニーズ事務所所属の5人組「A.B.C―Z」が26日、東京・EXシアター六本木で、クリスマス公演の千秋楽を迎えた。観客を入れた単独公演は昨年9月のツアー以来1年3カ月ぶり。5日間9公演で計8000人のファンを魅了した。

 今年、事務所の先輩である木村拓哉(48)のモノマネなどでブレークした河合郁人(33)は、木村からもらったギターを使用して演奏に挑戦。SMAPの代表曲「夜空ノムコウ」を披露した。緊張した面持ちでギターを首にかけ、手元を確認しながらゆっくりとストローク。4人のメンバーのコーラスの中、サビの1フレーズを弾ききった。

 木村が今年2月にソロコンサートを行った際に河合がMCとして参加。その縁があってサイン入りギターをプレゼントしてもらったという。木村とラジオで共演した際、河合が「ライブで披露できたら」と話すと、木村から「有言実行で」とハッパを掛けられ、この日に向けて約1カ月練習した。

 開演前には「(木村は)マジなトーンでした。モノマネをする余裕もありません」と緊張ぎみ。ギター経験者の戸塚祥太(34)は「1カ月にしてはなかなか。有言実行で約束を果たしたのは凄い」と太鼓判を押した。河合は「いつか一緒に弾けるくらい上達したい。来年は共演するのが目標」と早くも次を見据えた。

 この日は新曲「頑張れ、友よ!」など28曲を熱唱。新型コロナウイルス感染拡大防止対策で声の発生は禁止されていたが、ファンたちはペンライトやタンバリンで盛り上がった。橋本良亮(27)は「このご時世なので楽しんで良いのか迷った」と久々の有観客ライブに戸惑いも。「ジャニーさんへ“いっぱい我慢したから楽しんで良いよね”という気持ちで臨みました」と昨年死去したジャニー喜多川前社長に思いをはせた。