「焼肉ライク」全店で代替肉の提供開始 ネットも「時代が到来か?」と興味津々

2020年11月29日

iza(イザ!)

 1人1台の無煙ロースターを導入し、一人焼肉が楽しめる焼肉ファストフード店「焼肉ライク」は12月14日から大豆を用いた焼肉用の代替肉「NEXTカルビ」(50グラム290円※税抜き)と「NEXTハラミ」(50グラム 310円※同)を全店舗で販売する。

 これらの商品はすでに一部の店舗で販売しているが、好評を得て全店舗での販売を決定。同社で取り扱う焼肉用代替肉は、代替肉製品の開発・製造販売を行うネクストミーツが開発したもので、植物性タンパク質(大豆)を原料としたプラントベース食品。本物の肉の食感や味わいを再現し、一般的な焼肉と比べると脂質が半分以下で、タンパク質は約2倍なのも特徴だ。

 代替肉はヘルシーなだけでなく、環境への配慮からも注目されている。ネットでは「そこまでして肉を食いたいなら肉を食え」「焼肉ライクの『ライク』ってそういう…」などと皮肉めいたコメントも見られたが、「気になる!」「ついに、代替え肉の時代が到来か?」「どんな味するのか興味あったので楽しみです 12月14日が待ち遠しい」などの書き込みがあり、関心が寄せられている。

 気になるお味については「思ってたよりもぜんぜん食べやすくて、美味かった~」「肉のようなお肉じゃないようなwゴハンのおかずにすると結構美味しい」「引き締まったがんもどきを食べている感覚でした。選択肢が増えるのは良いこと」「牛肉というと物足りないけど悪くなかったわ」などの声。「脂がないので、気持ち悪くならずに食べられました」とメリットを語る人もいた。ただ、「網に引っ付いて焼きにくい」との声もあり、注意したいところだ。

 同社では、未来の焼肉を考えた時に、1カテゴリーとして代替肉が入ってきてもおかしくないと考えており、実際にネットでも「未来のタンパク源になるかも」「新時代きたな」といった声が広がっている。