2020年10月31日
モデルプレス
ジャニーズ事務所所属のふぉ~ゆ~(福田悠太/辰巳雄大/越岡裕貴/松崎祐介)が31日、東京・大手町の日経ホールで行われた主演舞台「放課後の厨房男子 まかない飯とShall we dance?篇」のゲネプロに、共演の前野朋哉、野澤祐樹(ジャニーズJr.)、三倉佳奈らとともに出席。ふぉ~ゆ~と演出の小林顕作氏がゲネプロ後に囲み取材に応じた。
累計発行110万部突破『居酒屋ぼったくり』シリーズの作家・秋川滝美による“料理”をテーマにした学園友情ストーリーが原作の本作。男子高校の料理部=『包丁部』を舞台に、青春真っ只中の男子高校生たちによる料理バトルを描く。
◆シリーズ最後に寂しさ「高校生を演じられる場所がなくなっちゃうんじゃ」
シリーズ第3弾となる本作がシリーズのラストとなるそうで、辰巳は「高校生を演じられる場所がなくなっちゃうんじゃないかという寂しさがありますね」と吐露し、「ちなみに、今日ハロウィンで仮装しているわけではないですからね」と自虐コメントをして会場を沸かせた。
改めて、初日を直前に控えての心境を聞かれると、福田は「毎日これをやるのは疲れるなという気持ちです。“マジか…”って感じですね」と冗談交じりにコメントして笑わせ、辰巳は「それくらい体力使ってるからね」とフォロー。越岡は「このご時世にお客さんが来てくださって見せられるわけですから、僕たちのパワーをムチャクチャ届けようかなと思っています」と意気込んだ。
また辰巳は「コロナ禍の中で舞台が中止になる中で、僕は1発目の舞台になるので気合が入っていますし、『放課後の厨房男子』はとにかく劇場に来ていただければ笑いが溢れているし、幸せな場所になると確信しているので、早くお客さんと幸せな時間を共有したいなと思っています」と期待に胸を膨らませ、松崎は「コロナ禍の中でエンターテイメントが復活しつつある中で、ふぉ~ゆ~として立つ舞台はこれが初めてなので、毎日立てる喜びを噛み締めながら最後まで突っ走って行きたいと思います」と言葉に力を込めた。
◆ふぉ~ゆ~、マスク着用での稽古「肺活量が強化されました」
稽古はマスクをして行っていたそうで、マスクを外して舞台に立った感想を聞かれると、福田は「舞台上で初めてマスクを取って稽古をしたんですけど、まあ恥ずかしくて。なんか顔の下半身を出しているような気持ちになりましたね」と見出しを狙ってキラーワードを発したが、メンバーから「全然キラーワードじゃない」と指摘される一幕も。辰巳は「ずっとマスクをしてダンスナンバーをたくさんやっていたので、体力がついているのか、マスクを取って踊ったらピンピンしてるんですよ!高地トレーニングみたいな感じで、肺活量が強化されました」と笑顔を見せた。
さらに、過去2作でミコちゃん先生を演じていた三倉茉奈に代わり、今作では佳奈が演じているが、茉奈と佳奈の違いを感じるか質問されると、福田が「まずは名前が違う」とふざけ、越岡も「佳奈ちゃんのほうがちょっとセクシー」と返答。続けて越岡は「あとは佳奈ちゃんのほうがダンスがちょっと上手」と明かし、メンバーから「ダメだよ!」と突っ込まれた。
そして2人をフォローするかのように辰巳は「佳奈さんは1作目も2作目も見てくださっているし、稽古に入るにあたってすごく勉強して来てくださって、ミコちゃん先生として当たり前のようにいたので、違和感はまったくなかったですね」と佳奈に感謝し、話をうまくまとめたが、最後に松崎は「わからなくなるときあるよね。マナカナ?ってね」とダジャレで締めくくった。
◆「どんな形でも見ていただけたら」主演舞台への思い
男子校・県立末那高校における弱小“包丁部”と、全国レベルの強豪“舞踏部”との、ちょっとおバカで、一生懸命な青春の料理対決は、第1弾、第2弾の「放課後の厨房男子」舞台公演ですっかりおなじみとなったシーン。シリーズ第3弾となる今回は、3年生が卒業をむかえる高校生活集大成の「お料理バトル」、さらには舞踏部の土俵である「ダンスバトル」にも発展!?ふぉ~ゆ~の真骨頂のダンスがどのように舞踏部に挑むか、目が離せない。
最後に、公演に向けての意気込みを聞かれると、辰巳は「こういう状況の中で見に来てくださるという判断をしてくださった方に安心して見ていただけるような形を、僕たちが一生懸命お送りしたいと思っております。そして見に来ないという決断をしてくれた方のためには11月3日に配信でおうちで厨房男子を見ていただこうと思いますので、どんな形でもいいので厨房男子を見ていただけたら嬉しいなと思います」とアピールした。
舞台「放課後の厨房男子 まかない飯とShall we dance?篇」は10月31日~11月4日に東京・日経ホール、11月6日~8日に大阪・松下IMPホール、11月18日~11月29日に東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演。(modelpress編集部)