『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』8週連続TOP10入り 興収17億円超える

2020年11月9日

オリコン

 京都アニメーション制作のアニメ『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が、9月18日の公開から8週連続で週末動員ランキングTOP10入りを果たしたことが明らかになった。11月8日付では、累計で動員123万2458人、興収17億5565万8600円を記録し、7日と8日の週末興行ランキング第10位と引き続き健闘している(興行通信社調べ)。

 13日からは数量限定の描き下ろし「エカルテ島からのハガキ」追加入場者プレゼントの配布と、日本初となる新作劇場用アニメーションのドルビーシネマ上映も開始される。ドルビーシネマ上映劇場限定の入場者プレゼントとして「ドルビーシネマ鑑賞記念レプリカチケット」もプレゼントされる(※特典はなくなり次第終了)。

 同作は、暁佳奈氏によるライトノベルが原作で、『第5回京都アニメーション大賞』小説部門で大賞を受賞し、2018年1月~4月にテレビアニメが放送。かつて「武器」と呼ばれた少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンが、大戦終結後、相手の想いをすくい上げ、手紙を書く代筆業「自動手記人形」という仕事を通して描かれる、感情を持たない彼女が“愛”を知るまでの物語。

 「泣ける」と話題の作品で、劇場鑑賞したファンからは「始まってすぐに泣いたわ」「ヴァイオレットが紡いできたこの軌跡を観れて本当に幸せな時間だった。そして家族に『ありがとう』と伝えたくなった」「相手に気持ちを伝える大切さを痛感した」「泣くってわかってたけど、予想以上すぎて震えるほど泣く。ほんといい話だから、みんな見てほしい」「言葉にならない感情でぐちゃぐちゃになった、ありがとうヴァイオレット」などの感想がネット上であがっている。関係者によると、客層としては20~30代の大学生などが多く見られる一方で、上は60代くらいまで支持されているという。