2020年8月23日
毎日新聞

鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽3)は、生きている化石とされるオオベソオウムガイの赤ちゃんが誕生したと発表した。
同水族館によると、2019年7月にラグーン水族館から譲渡されたメスのオオベソオウムガイが同年10月に産卵。20年8月1日にふ化した。殻の直径は2・5センチ程度で、性別は不明。水槽の壁にくっつきじっとしていることが多いが、元気だという。
オオベソオウムガイは、ニューカレドニア周辺の海域のみに生息する。これまでに62個のふ化に成功したが、いずれも生存しておらず、今回、5年ぶりのふ化となった。学芸員の森滝丈也さん(50)は「成体するまで育てたい」と話している。【林一茂】