2020年7月26日
Jタウンネット
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2020年7月14日放送の「なぞの細道」のコーナーで、アリの生態について紹介していました。
素朴な疑問ですが……アリの巣って、雨が降るとどうなるのでしょうか?
雨の気配を感じると…
番組では、石川県白山市にあるふれあい昆虫館を取材していました。この施設には、さまざまな昆虫が展示されています。現在は、世界最大級だというハチを見ることもできます。
このハチとアリは、実は大きな分類でいうと「ハチ目」という仲間なのです。腰に大きなくびれがあったり、いずれも社会生活を営むことが共通しています。
さて、本題。梅雨のシーズン、アリの巣は浸水してしまわないのでしょうか? 番組がふれあい昆虫館の担当者に聞いていました。
アリは、触覚や体毛で湿度や温度、気圧を感知していると言われています。
アリの巣は、女王アリの部屋や貯蔵庫、育房、ゴミ捨て場などに分かれていますが、雨が降りそうだと感知すると素早く巣に蓋をするのです。
警報フェロモンや道しるべフェロモンをだし、協力し合って数分で巣をふさいでしまいます。
恐るべし。さすが働き者のアリですね。
(ライター:りえ160)