2020年5月25日
読売新聞オンライン
千葉県柏市と我孫子市にまたがる手賀沼で、コブハクチョウのヒナが誕生し、愛くるしい姿が通りかかる人の目を楽しませている。
コブハクチョウは観賞用として国内に持ち込まれた外来種で、全国的に野生化した。手賀沼では、数十羽が生息するとみられている。
24日には、親鳥がヒナ5羽を連れて草を食べたり、一緒に泳いだりする姿が見られた。沼周辺で親子を見かけた人たちは、ふわふわの白い毛に包まれたヒナを「かわいい」と言ってスマートフォンで撮影していた。
コブハクチョウは人の目を楽しませる一方、周辺の農家では稲を食い荒らす被害も出している。